とある日の日記2

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もう旅人じゃない男の旅日記

世界が家

商業施設内のカフェでコーヒーを飲みながら「相変わらずバンコクってヒマだな…マンガ喫茶でも行っちゃおうかな?」と迷っていると、日本人旅行者と思わしき5~6人の若者たちが隣のテーブルにやって来た。

この椅子、空いてますか?

英語でオレに聞いてきたということは、どうやら“同胞”だとは思われていないようである。

全然いいのだ。

「ヒマだからマンガ喫茶に…」などと考えている時点で、浮かれた旅行者の雰囲気など微塵も感じさせない“旅行者オーラ”ゼロなのは分かっているし、そもそもアジア圏では忍者並みに現地人に溶け込むのが得意な男なのだから。

北京で歩いていたら、上京したてと思わしき田舎者の中国人に普通に道を聞かれたり…

韓国で、日本人旅行者が一生懸命に下手な英語で道を聞いてきたので日本語で答えたら「うわぁ、日本語お上手ですね!」と驚かれたり…

そりゃお上手ですよ、だってネイティブスピーカーだもの。

みたいな話はいくらでもある。

そういえば20才の頃、バンコクで部屋を借りようと思って断られたことがある。

絶対に部屋は空いているはずなのに断って来るなんておかしい!と、タイ人に代わりに聞いてもらったら、やはり部屋は空いていた。

じゃあ、なんでオレが1人で行った時は断ったんだ?!と聞いてみると…

え?日本人だったの?!ミャンマー人かと思った
ミャンマー人に対する差別!!

なぜかタイにおけるミャンマー人差別を体験しちゃう日本人のオレって何なの?みたいな。

南アフリカでも部屋を借りようとして断られたことが一度だけあるな。

その時はベトナム人だと思われてたというね…

さて、オレのことをタイ人だと思って隣のテーブルに座ってきた日本人旅行者たち。

聞き耳を立てるつもりは毛頭ないのだが、否が応にも会話が聞こえてきてしまう。

だって、隣のテーブルで母国語で会話してんだもん。

彼らは“元々が友達”というではなさそうで、「オレはフォロワー数が3千人」とか「私はまだフォロワー数2千人」とかフォロワー数の自慢大会をしているところから推測するに、ネット繋がりの旅行者たちでバンコクでオフ会みたいな感じか?

くそ…オレもこいつらとムダに張り合いたい!!

一瞬だけ対抗意識が芽生えたが、冷静に考えてみるとブログの記事に「カルサイネイザン繋がりで考案したティンコで腹話術プレイの話」とかほぼ意味不明のことを書いているような奴にフォロワーが付くわけもなく、仲間に入れてくれそうにもない。

しかも会話が妙にキラキラしちゃって、「もう旅人としてのキラキラ感は19才で失くしてます」的なおっさんには付いて行けない。

○○さんって、今はどこを拠点にしてるんですか?
うーん、今は世界がオレの家かな?

か、かっこいぃーっ!!

思わず飲んでいたコーヒーを吹き出しそうになってしまったが、自分は望まずして“日本語が分からないタイ人”として隣に座っているだけの男であることを思い出して何とか我慢した。

「世界がオレの家」

えっ、どんな顔でそんなキモいことを平然と口にできるわけ?と思い、タイ人ではないことが怪しまれないようにトムヤムクンみたいな顔をしながら盗み見してみると…

めっちゃキラキラした顔でしゃあしゃあと語っとる!!

おいおい、やべーな、と。

だが待てよ…冷静に考えて、めっちゃキラキラした顔で「世界がオレの家」とか言っている若者と、めっちゃキラキラした顔で「ティンコで腹話術プレイの話」をブログに書いてるおっさんって、どっちがキモいんだろ?って。

客観的に考えると…間違いなくオレの方じゃね?って気が付いちゃったわけ。

だから、君たちのことキモいとか思っちゃってごめんねって(心の中で)。

何か分かんないけど頑張れ!って(心の中で)。

コーヒーを飲み終え、キラキラとした商業施設を出ると、歩道では片足がない乞食が這いつくばって通行人に金をせびっていた。

「オレの家は世界だけど、君の家は?」とか聞いたら怒られるかな?…とブラックなことを考えつつ、タイ人っぽく20バーツをタンブン(徳を積むためのお布施)する。

プロ乞食かどうかまでは分からないが、どこかから通勤しているのは間違いない。

映画

結局、マンガ喫茶には行かず映画を観ることにした。

英語音声&タイ語字幕という点さえ気にしなければ、映画は日本よりもタイで観る方がいい。

理由の一つ目は、ハリウッド映画などは日本よりタイの方が早く公開される。

ネットで座席を押さえた時の画面だけど、日本で2019年3月公開予定の『バンブルビー』や、日本で2019年2月公開予定の『アクアマン』もタイでは既に公開中だ。

理由の二つ目は、チケット代の安さ。

これが、オレが行ったSFシネマの一番安いシートだが、日本の映画館のシートより立派。それでいて平日は200バーツ(約680円)、土日は250バーツ(約850円)。

ちなみに、映画は『ボヘミアン・ラプソディ』を観た。

バンコクで観ているのに、両隣に座っているのも、前後に座っているのも、全部日本人で…全体でも客の3分の1は日本人という(笑)

どんだけ日本人にウケてるんだ、この映画?!

ホントはタイの刑務所を舞台にした自伝的ムエタイ映画『A Prayer Before Dawn(邦題:暁に祈れ)』が観たかったんだけど、やってなかった…

そもそもタイでは公開されないかもな。これは日本で観るか。

レバノン料理

夕飯は、スクムビット・ソイ24のレバノン料理レストラン『Nadimos』。

タイに行ってるのに全然タイ飯を食わない!!という、いつものパターン。

翌日も別な友達と焼肉を食いに行く約束をしているし、タイ飯を食う機会がない。

何気に昼飯も…

一風堂でらーめんを食っちゃったしな。

レバノンから飲み屋を2軒はしごして、解散は深夜3時。

気持ち悪い…

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