モラルの高き男
いきなりだが、オレはフーゾクに一切行かない。
理由は至極簡単で、行っても意味がないからだ。
どういうことか?と言うと・・・
すごく美人で見た感じ清楚な素人っぽい女性と、金銭を介して性的行為をしようとしても絶対に勃たない。
逆に多少ブスでお仕事が風俗嬢の女性でも、金銭を介さないなら全然やれる。
お金じゃなくても・・・セックスの対価としてトマトをあげないといけないってなったら勃たないが、トマトをあげたら仲良くなってセックスするってのは何の支障もない。
ちなみに、誰かがオレの代わりにトマトを払ってくれる『奢り』だったとしてもムリ。
つまりプライベートではチンポだがビジネスになるとインポに変身するという、プライベートとビジネスのすみわけをハッキリさせた男の第3形態『ビジネスインポ』なのだっ!!
色々と説明すると面倒くさいので、とりあえずオレという男は「道徳心がハンパなく強くて、イメージカラーは純白の、ピュアな人」だと思ってくれれば話は早い。
いざ、実体験!
さて、そんなビジネスインポなオレに目隠しをして、お姉さんはジャップカサイを始めた。
全身に何枚かバスタオルをかけられ、施術するところだけその都度バスタオルを外す。
まずは腹部のマッサージで内臓からほぐしていく。
次に下腹部。
順番的にはいよいよキンタマか?!
ドキドキするオレを焦らすかのように、次は胸部から肩にかけられていたバスタオルが外された。
体内時計でそろそろ30分ほど経つ頃だろうか。
この調子でいくと、最後の10分くらい軽くビヨヨ〜ン程度に引っ張るだけなのかな?
肩と首をマッサージされて筋肉の緩みと同時に気も緩みはじめ、野良犬のキンタマほどではないにしても引っ張られるのにちょうどいいソフト加減になってきた頃・・・ついにそれはやってきた。
ベッドの上で、仰向けになったままキンタマ剥き出しでM字開脚させられるオレ。
イメージとしては、カエルを裏返した時の格好と同じ状態と思ってくれればいい。
目隠しされていたのでハッキリとは分からないが自分の体勢から想像するに、多分お姉さんはあぐらをかいた状態でオレの股の間に座っていて、オレはお姉さんの足の上に腰を乗せているような形になっていたと思う。
最初はタマを直接つかんだりせず、袋の付け根?のところを伸ばしてるっぽい。
受付のおばちゃんに「ジャップカサイって痛い?」って聞いたら、即答で「痛いよ」と返ってきたので少しビビッていたのだが意外と大丈夫かも。
と、余裕をぶっこいていられたのも最初だけであった。
タマ押し込み
油断させておいて強襲してくるのは古の時代から戦の常套手段であることを忘れておったわ。
キンタマに鈍い痛いが・・・
なんか・・・
わかんねーけど・・・
オレのキンタマを恥骨の隙間にムリヤリ押し込もうとしておるっ!!
と、やけに心配になるうえに、そこそこ痛い技である。
って、ずーっと思いながら技を受けてた。
タマ転がし
さらには・・・キンタマを転がすやつも痛かったな。
あれは絶対にキンタマを健身球だと思ってるね!!
健身球とは、2つのボールをコロコロと交互に回転させることで手のひらにあるツボを刺激する健康法である。
この場合、転がしている側のお姉さんは健康になるかもしれないが、転がされている側のオレのキンタマにも効果があるのかは不明である。
どう考えてもオレの左のタマと右のタマをムリヤリ入れ替えようとしてる様子なのだが・・・
自分が未知のマッサージを体験する身になったと仮定して想像して欲しい。
初めてのマッサージだったとしても、「筋を伸ばしているんだろうな」とか、「ツボを押しているんだろうな」とか、やられていることの意図くらいは何かしら想像がつく。
だが、タマを恥骨の間に押し込もうとするとか、左右を入れ替えようとするとか、何を意図してやっているのかが皆目見当がつかないのだ!!
頭の中で「これ意味あんの?」と疑問に思いながら、押し込まれ、転がされるオレ。
しかも激痛じゃない、なんとか我慢できちゃうレベルの痛みだからどんなリアクションしたらいいか自分でも分からなくなっちゃって・・・
目隠しされて下半身剥き出しでM字開脚してる状態でキンタマを手のひらで転がされながら、痛みをごまかすために口半開きで半笑いになりながら「うぶぅ!」と北斗の拳の雑魚キャラの断末魔みたいな声をあげるという・・・ザ・変態みたいなことになってる自分自身に気付いて普通に引いたりして。
客観的にみると我ながらキモいな・・・と思ったので、賢そうなことを考えようと色々と気を紛らわせてたらすごいことに気が付いてしまった。
昔、小泉政権が言ってた『痛みをともなう改革』って結局はジャップカサイだったのよ。
あれって、ずーっと左のタマ袋に入っていた左タマ郵政を、ムリヤリに右のタマ袋に入れようっていうんで「イタタタっ!」ってなった話でしょ、要は? すげー痛がって抵抗した奴らが『抵抗勢力』とか言われて?
もう完全にジャップカサイじゃん。
そう考えると、世界はキンタマでできているんだなぁ・・・(遠い目)
賢そうな発見が出来たところで、痛みをともなう技の数々も終了。
ジャップカサイの真骨頂
しかし、ジャップカサイの真骨頂を思い知らされることになったのはここからだった。
先ほどまでの力技とはうってかわって、アロマオイルを使ってやさしくキンタマをもみほぐされてるオレ。
そして自然な流れで、サオ部分へと移行。
ぷちパニックである。
伝統的ジャップカサイはタマ部分だけの話でサオ部分には触れないってwikiとか他のネット情報でも書いてあったのに~!!
でも、この店はそもそも性的サービス目的の客NGって謳ってたし、手つきは決して怪しい動きではなく至って普通の古式マッサージの延長のようだし・・・
それに、そもそも論としてオレ様は『ビジネスインポ』だから何をされようが全く問題ないから心配無用だ。
タマ温め
そのうち、一連の流れの中で急にオレのキンタマ&サオをもみほぐす手が温かくなるようになった。
説明が難しいのだが・・・内ももを手のひらでスーッとさすってる一連の動きの中で、ところどころ同じ手のはずなのにすんげー温かくなるのだ。
熱いのではなく、これがまた45度くらい?の、ものすごーく絶妙な温かさなのだ。
しかもずーっと温かいわけではなく、要所要所で温かくなる。
目隠しプレイされてるから、何をされてるかの情報一切なし!!
全てが終わった後になって知ったのだが、その正体はHot Stone(温めた石)であった。
多分だけど・・・ホットストーンを布に包んだ状態で手のひらに挟んでおいて、時々キンタマやサオに当ててたのかも。
アロマオイルとホットストーンでキンタマ&サオの凝り?をほぐし血行を良くして、股間のツボを押すマッサージが続く。
と思っていたが、ついに・・・
立った! クララが立った!! わーい!
・・・みたいな感じで、オレのクララが勃った!!
まぁ、どっちかと言えばオレの場合はクララってよりペーターだけどな。
あの誇り高き鋼鉄のビジネスインポであるオレ様のペーターがまさかのフルペーター。
ビジネスインポが、ジャップカサイに敗北した瞬間である。
これだけでも十分にショックだったのに、ジャップカサイが終わった後にもっとショックなことが待ち受けていようとは・・・
最終章
コメント
いつも拝見してます。
ブログ主さんの異常な好奇心にはいつも驚かされます 笑
>Dさん
「異常な」は余計w