ストックフォト1年まとめ

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はじめてちょうど1年が経っての振り返り。

売上推移

この1年間のダウンロード(DL)数と売上の推移。

波があるものの、DL数は増えてると言えば増えてる。

なんか3月から急にDL数が伸びたが、理由はよく分からん。

グラフには入っていないが、7月は80DLを超えるのは確実な状況。

売上は1年間の通算で300USドル強…年収3万円で、もはや成金を名乗っても良いだろう。

もうストックフォトだけで食っていけるんじゃね?と、思わず一念発起しちゃいそうである。

この際だからフェラーリ812コンペティツィオーネを買っちゃおうかな? 利息ゼロだったら2167年もあれば分割で払えちゃうな…2167回払いではない、2167年だ。

ガソリン代が手元に残らないので一度も走らせることはないだろうが。

なお、目標は月に100USドルの売上だが、まだその半分も超えられていない。

登録枚数

登録している写真枚数の推移はこんな感じ。

いくつかのストックフォトサービスに登録していて、それぞれ審査通過率なども違うので青い棒グラフは平均登録枚数の推移になる。

グラフには入っていないが、最新の7月時点で676枚。

一方、オレンジの折れ線グラフは登録枚数に対するDL数の割合で、ここ3カ月は0.12前後で落ち着いている。

もし1000枚登録したら月に120DLくらいは見込めるでしょう、という数字。

ストックフォト用に撮ったわけじゃなく過去の写真をメインにアップしているだけだから、ちまちまアップせずに一気にアップすればいいじゃねーか!と思うかもしれないが…

何気にこれが限界である。

理由はタグ付け作業がなかなかの労力で、面倒くさい!!

タグ付け

脳に浮かんだイメージに合う画像を探すためには一度言語化しないといけない以上、どんなに良い画像であってもタグがひとつも付いていなかったら誰にも見つけられない。

オウム真理教のヘッドギアみたいなので脳波を読み取って、脳内にあるイメージをそのまま画像として出力して検索するっていうならタグ付けも不要になってくるだろうが、残念ながら今のところタグ付けは必須である。

個人的には、ひとつの写真に大体40個を目安にタグを付ける。

エクセルを使って、ある程度の定型化とコピペなどで自分なりに省力化に励んでいるものの、それでも面倒くさい!!

いかに省力化できるか?突き詰めていくと、結局のところ行きつく先は写真のジャンルになってしまった。

このロイヤリティフリー画像を例にしてみると…

「白いヘルメットを被った白人の女の子1人が自然の中にいる」という基本設定から大部分のタグを共通化できる。それに加えてモデルのポージングや目線などでバリエーションを幾らでも増やせるし、撮影者は同じ場所で撮れてしまう。

それに比べてオレの写真はアフリカ、ヨーロッパ、アジアの風景画像で、共通化できるタグが少ないし、バリエーションを増やすにも限度があるし、移動距離が半端じゃない。

タグの共通化はもちろんのこと、撮影時の労力、バリエーションの増やしやすさなどなど、モデルを使ったシチュエーション画像の方がコスパは有利な気がする。

ストックフォトサービス

管理がしやすいように、ストックフォトにアップする写真はJPEG一括リネームソフトを使ってファイル名を変えている。

今月アップロードする写真なら、202108_001、002、003のように連番に。

最初にエクセル上に202108_001写真のタイトルとタグを入力する作業をしてしまえば、あとはストックフォトサービスにアップする際にコピペするだけ。

そんなわけで、登録するストックフォトサービスが1つだろうが5つだろうが手間的にはそれほど変わらないので、現在9つのストックフォトサービスを試している。

ゆくゆくは絞り込んでいくつもりだが、とりあえず試してみた各サービスの印象を。

Shutterstock

ストックフォト最大手。個人的には一番使いやすい(=登録作業しやすい)UIデザイン。

最も売れやすいサービスだが、報酬額は一番ハナクソ。

審査の印象:最近少し遅くなった気がするが、ちょっと前まで5~10分と審査スピードが他サービスと比較してぶっちぎりの速さだった。たぶん、AIでふるいにかけてから人間がやってそう。審査基準は他サービスと比較してもフォーカスの甘さとか、ノイズなどクオリティに厳しい方かも。

ストックフォトを始めた初期段階は良いと思う。ダウンロードの数だけは出るので精神衛生上はプラスに作用する。ただ報酬額があまりに低過ぎて「そのうち止めてやろう」とは思っている。

Adobe Stock

アドビのストックフォトサービス。

ダウンロード数は上述のShutterstockの3分の1以下だが、RPD(1ダウンロード当たりの報酬額)はオレの場合は5倍以上。1年間で150ダウンロード以上されると、アドビ製品のプランが1年間無料になる特典があるのも良い。

審査の印象:審査スピードは数日。審査基準はShutterstockよりは甘い気が。

iStock

Getty Imagesの子会社。個人的には一番使い難い(=登録作業し難い)UIデザイン。

Adobeより売れやすく、Shutterstockより報酬額が高い。オレが使っているサービスの中では最も売り上げが多い。

審査の印象:審査をする人によってバラつきがある。審査基準は写真のクオリティ自体に関しては甘いが、ルールにはやたら厳しい。画像を3倍に拡大しないと見えないような看板を「消せ」と言ってきたり、顔が写っていないから個人特定不可能なのに、“人間”と特定できるだけで商業利用の登録を拒否されたりする。

123RF

マレーシア発のサービス。

審査の印象:審査基準がホントに謎過ぎて意味不明。よっぽど精度の低いAIを使っているか、審査している人間の目が腐っているかのどっちか。オレが使っているサービスの中で一番審査通過率が低い。

売れやすいわけでもなく、報酬額が高いわけでもなく、登録する意味なし。登録サービスを減らす時には一番最初。

depositphotos

ウクライナ発のサービス。

審査の印象:審査基準はザル。そもそも審査をしていないんじゃないか?と思うほど、ほぼどんなクオリティの写真でも通る。

売れやすさ、報酬額の高さでいうと、123RFとは目くそ鼻くそ。

EyeEm

他のサービスとは一線を画す写真系SNS。インスタみたいなスマホ用アプリだけど、写真を売る場でもある。

どちらかというとアーティスティックな写真推しのサービスで、オレの写真は少し畑違いの気がするが、EyeEm自体の販売力はそれほどでもなく、提携先のAdobe StockやGetty Imagesで売るための仲介業者みたいな印象。

PIXTA

国内最大手。

審査の印象:審査スピードは使っているサービスの中で一番遅く、数週間。社員に聞いたが、AIを使わず全て人間でやっているらしい。審査基準は…普通かな。

ダウンロード数、報酬額ともにオレが使っているサービスの中では真ん中。

Photolibrary

こちらも国内のサービス。

販売価格を自分で設定できるという、他のサービスにはない特徴が。

報酬額はランクによって変わるが販売価格の30%~65%。自分で1000円に販売価格を設定したものが1回ダウンロードされたら、報酬額は最低300円と。

当然ながら価格設定によって違ってくるとは思うが…ダウンロード数は少ないが、報酬額は高い。

amanaimages PLUS

国内のアマナイメージ。

微妙にダウンロードされて、報酬額も悪くはないのだが…このサービスだけ報酬額の振り込みに手数料を取る。

報酬額が5000円を超えたら指定銀行口座に振り込みされるのだが、りそな銀行以外を指定している場合は振り込み手数料550円を差し引くらしい。

将来的に絞り込むとすれば…海外ならAdobeとiStock、国内ならPIXTAかな?

どこか一社と独占契約というのは考えていないのは、同じ写真を登録していてもサービスによってダウンロードされる写真に違いが出るから。

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