昔書いた『日本のニュースあれこれ』みたいに、オレが最近目にしたニュースを好き放題語る回。
外部リンクを貼ってもいいんだけど、特にニュースは古い記事をすぐ削除しやがるからリンク切れしやすいのでニュースというか記事のタイトルだけ。
そんなニュース知らん!という方は、タイトルでニュース検索すれば出てくる。
満員電車での“リュックの前抱え”もマナー違反との声
うわぁー、すげぇどうでもいいっ!!
不思議なのが、この議論ってなんでマナーだけを前提にしてるんだろ。
スリ対策を考えれば前抱えの一択では?
荷物棚に置くのもリスクあるし。
オレは、他の乗客にマナーの悪い奴と思われても一向にかまわないから自分の貴重品は自分で守る努力をしたい。
ミャンマー巨大特殊詐欺拠点「KKパーク」から“外国人6000人以上解放”
まさかKKパークの名が日本のテレビや新聞で流れるようになるとは…
ただちょっと遅すぎるし、メディアは詐欺工業団地の実態をもっと詳しく報道してもいい気はする。
一昨年『詐欺工業団地』というタイトルでブログを何回か書いたけど、KKパークって特殊詐欺だけじゃないからな、やってたの。
臓器売買のために奴隷から臓器摘出して死亡させて死体を川に流したりしてる。
ケニア人女性がそれで殺されてるから、ケニアの外務省に取材すれば裏とれるだろうし、そういう実態調査報道みたいのがあってもいいんじゃないかな。
「騙されて特殊詐欺の掛け子をさせられる可能性がある」より「騙されて臓器取られて死ぬ可能性もある」の方が、注意喚起としての効果は大きいでしょ。
誰しも「電話をかけさせられる」より「臓器を抜かれる」方がイヤだろうから。
今回は、さすがにやり過ぎのKKパークが潰されたが、似たようなところにラオスのゴールデン・トライアングル経済特別区(GTSEZ)とか、UAEの4大詐欺工業団地(鳳凰パーク、永利パーク、DIPパーク、オアシスパーク)があるが、情報としてあまり世の中に広まっていないのが残念。
2022年の後半からカンボジアやミャンマーから詐欺拠点がUAEに流れていて、世間がKKパークを忘れた頃に今度はUAEが問題になりそう。
ブルジュ・ハリファの写真や、“インターナショナルな雰囲気”のオフィスの写真と一緒に「グローバルな貿易・金融ハブのUAEであなたも働いてみませんか?未経験者も大歓迎、英語不要で日本語だけで出来るお仕事です。所得税がないので資産形成にも最適です!」って求人かければ奴隷がホイホイ釣れそう。
アメリカがイエメンに大規模攻撃
イスラエルが近場のガザを大規模攻撃し、アメリカが少し離れたイエメンを大規模攻撃。
しっかりと役割分担しているようで。
ちなみに、イエメンはパレスチナとの連帯を示すためとして「ガザ紛争が終結するまで攻撃してやる!」とイスラエルに弾道ミサイルを撃ち込み続けている。
トランプは対ウクライナでは“戦争嫌い”で“平和主義者”であることをアピールしているが、対パレスチナではあれれ?
ロシアもこういうアメリカのダブルスタンダードを利用してパレスチナ支持の立場を鮮明にさせることで、自分の味方を増やせる。
ロシア外相が米国務長官にイエメンへの攻撃の即時停止要請ロシアがアメリカに「さらなる流血を防ぐために攻撃を即時停止するよう求めた」って、誰が言ってるんだよ?!という話である。
とりあえずアメリカのダブルスタンダードを突きまくればロシアも孤立化を防げるし、実際に効果はあると思う。
特にグローバル・サウスはアメリカから離れやすく、ロシアに近づきやすくなってるような気が。
トランプ氏批判の南ア駐米大使を国外追放南アフリカなんかその代表で、アメリカとの関係が非常に悪化している。
歴史的に南アフリカはパレスチナ寄り。
理由は、アパルトヘイト政権とイスラエルがべったりの関係で、南アの核兵器開発にもイスラエルが協力していたくらい。
アパルトヘイトと闘ったネルソン・マンデラは、大統領在任中にイスラエルを訪問していないが、あえてだと思う。
世界から孤立していた南アのアパルトヘイト政権と関係を維持していたイスラエル…
そのイスラエルがガザでやっていること…
ガザの状況にかつてのアパルトヘイト時代の自分たちを重ねている、と言ったら分かりやすいかもしれない。
そういう南アフリカだから、2023年12月にイスラエルをジェノサイドの疑いで国際司法裁判所(ICJ)に提訴したりとイスラエル批判の急先鋒に。
対イスラエル関係の悪化もあるし、“現代の政商”イーロン・マスク(南ア白人)の影響(色々とトランプに吹き込んでいるの)もあって…トランプは南アフリカへの支援を全面的に停止する大統領令に署名からの、南ア駐米大使を国外追放。
そんな状況だから、一応“中立”とは言ってるけど対ウクライナではややロシア寄りに見える南アフリカ。
欧米のガザでの対応が世界に自分たちのダブルスタンダードを晒していることになり、ロシアを孤立化から救っている。
ちなみに…イスラエルに向かって弾道ミサイルを撃ち込んで→その仕返しにアメリカに攻撃されているイエメン。
今回ではなく前にもアメリカに攻撃されたことがあって、その時にイエメンの報道官(正確にはフーシの報道官)が「アメリカと戦える機会を与えてもらえたことに感謝する」と声明を出していて、数千年続く戦士の国の思考回路はやべぇな!と思った記憶がある。
すげー良い人たちなんだけど…ちょっと特殊だから、あの人たち。
というか、ウクライナとロシアの停戦はどうなるんでしょ?
オレなんかはどうしてもミュンヘン協定(1938年)を連想しちゃうんだよなぁ。
人類は第一次世界大戦という悲惨な戦争を経験して、その教訓から平和を求めたわけで…そこで目先の平和を実現させようとしてヒトラーに融和的なミュンヘン協定を結んだことが結果的に第二次世界大戦に繋がってゆくなんて当時は思いもよらなかっただろうな。
「まずは一刻も早くウクライナでの流血をとめることが大事」
それはそれで正しいだけに否定しないが、歴史的教訓としてミュンヘン協定を考えると「どんな妥協をしてでも一刻も早く流血をとめる」ことは結果的に正解になるのかな?と。
ロシアが“負けない”形での停戦(平和)は、まるでミュンヘン協定みたいに目先の平和になるんじゃないか?と。
融和主義的にウクライナが折れる形での停戦(平和)って、その後を考えた時に実はめちゃくちゃ危険なんじゃないか?と。
そんな気はしている。
戦後80年…ウクライナ戦争の行方が今後の世界を決定付けるだろうし、アメリカの終わりの始まりを目撃中のような気もするし、なんか難しい話になっちゃうので…
気分転換にバハイ信教のアブドル・バハの霊廟建設の動画でも見て、総本山建設の参考にしよう。
ペルシャ(今のイラン)人のバハオラが19世紀に0→1で作ったバハイ信教。
総本山である万国正義院はイスラエルのハイファにある。