翼を授ける

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先月、タイのブンソン上院議員(メーホンソン選出)が、レストランで食事が出てくるのを待っている間にUZI軽機関銃を取り出したところ・・・

暴発して、個人秘書が腹を撃たれて死亡というニュースが出てました。

国会議員がイスラエル製軽機関銃を所持してる辺りが、タイの金持ちと権力者は怖ぇーな・・・と思うわけです。合法的に所持していたそうで。

金持ちや権力者と喧嘩しても勝ち目はないです。

ブンソン上院議員は、国会会期中だったので議員不逮捕特権で逮捕されなかったらしいですが、逮捕されて有罪になった場合は最大で禁固10年罰金2万バーツ(5万円)が言い渡される可能性があるそうです。

まぁ・・・禁固刑になることはないだろうけどな。

あと、最近は栄養ドリンクで有名な『レッドブル』の創業者の息子(27)が警官をひき逃げして捕まってましたね。

スクムビットのソイ47のパックソイ辺りで、バイクに乗ったトンロー警察の48才の警官をひいて、200m引きずって逃走。

警官は首とか全身骨折で死亡したそうです。

目撃者の証言から警察が現場に急行すると、ソイ53のパックソイ辺りから、漏れたエンジンオイルが線になって一軒の家に続いていたと・・・

警察が家の中に入れるように警備員に言っても、家主が留守だからと拒否され・・・

数時間後に、捜査令状をとって家宅捜索。

地下駐車場から3200万バーツ(8000万円)のフェラーリが発見されたと。

タイでは定番なんですけど・・・

「私がやりました」

と自首する人が現れます。

あの大物政治家チャルムのドラ息子がクラブで警官を射殺した時も、「私がやりました」って名乗り出た男がいましたが、あれと同じ構図です。

レッドブル一族の車の面倒を見てる使用人の45才の男が、「私が警官をひきました」と自首してきたものの、事故当時の状況を説明できなかったため、警察にこいつは身代わりとあっさり見破られ。

虚偽の罪で、禁固6か月か、1000バーツ(2500円)の罰金のいずれかを科される羽目に。

でも、最初に対応した警察は犯人逮捕ってことで処理しようとして、後日懲戒処分されています。

最初に対応した警察も買収された可能性があります・・・っていうか、それしかないだろうけど。

ちなみに、ご主人様の身代わりに逮捕されると一生の面倒を見てくれるそうですよ。

とりあえず御曹子の坊ちゃんは捕まりましたが、保釈金50万バーツ(125万円)を払って即日保釈。

UZI軽機関銃で人を殺して罰金5万円、警官をひき殺して保釈金125万、と基準がいまいち分かりません。

レッドブルの坊ちゃんも刑務所に入るかな~

これからの裁判に向けて裁判官の買収が始まるでしょうからね・・・入らないだろうなぁ~

警官を射殺したチャルムの有名バカ息子ですが、事件後海外逃亡し、散々逃げ回った挙句マレーシアのタイ大使館に出頭、逮捕されました。

タイに移送されて裁判を行い、

無罪

という・・・

レッドブルの息子もそれに近い結果になるんじゃねーか?と。

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