ボツにしていた写真たち

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RAW現像していない北朝鮮やダナキル砂漠の写真が300枚弱あった。

手ブレとか、ピントが甘いとか、似たような写真を何枚も撮っていたとか、諸々の理由で最初の段階で弾いたような写真たち。

今回初めてRAW現像してみた北朝鮮の写真たちをいくつか。基本的には手ブレ写真が多いが、ブログレベルのサイズだったらあまり分からないと思う。

落花生○○

青い簡易ブースの前に列を作る人民たち。

看板を拡大してみたところ『락화생○○』の5文字が見えた。最後の2文字は潰れてしまって判読不可。

調べたところ『落花生○○』と書いてあるようだ。

あー、思い出した!!

北朝鮮では4月15日の太陽節(金日成の誕生日)に国民にピーナッツキャンディを配るらしく、その写真だ。

えっ、ピーナッツキャンディだけかよ?!と思ったが、口にしたら粛清されそうなので「まぁ、なんて慈悲深きお心遣いなんでしょう! 人民たちにとってこの国はまさに楽園のようです!」風にスーンとした顔(=無表情)でガイドの説明を聞いていたオレ。

ということは、普通に考えれば最後の2文字はキャンディに相当する朝鮮語か?と思ったのだが、残念ながらどう見ても『사탕』の形ではないので結局分からないな…

当日は平壌市内にピーナッツキャンディを無料配布する簡易ブースがあちこちに出ていて、人民が列を作っている様子が見れる。

これもそう。拡大したらやはり『落花生○○』と書いてある。

万景台学生少年宮殿

子供たちが放課後に課外活動をする巨大施設。

立派な建物どうこうっていうよりも、とにかく恐ろしく寒かった覚えがあるが、“少年宮殿”内には教室など100部屋以上あって色々な課外活動をしている。

どの部屋の壁にも必ず掲げられている初代&二代目親子の肖像画。

宮殿内には2000席の劇場もあって、そこで子供たちの発表会を観た。

これは何だっけ…赤塚不二夫監修『シェーの舞』か?

これは…噂の北朝鮮『微笑み外交』。

花文字

万景台にある金日成の生家(とされているが、やけに新築感がすごい家)の前にあった立派な花文字。

調べたところ、もう死んでる人の生家の前なのに『永生』と書いてあるらしい。ようするに不老不死とか不滅とか不死身とか、そういう意味。

もう死んでるのに?

公園

チマチョゴリを着て踊ったり太鼓を叩いているのは、一般人民を装いながらも仕込み臭さがすごい劇団員の皆さま。外国人旅行者に北朝鮮のフレンドリーさをアピールする任務中。

それを見て手を叩く一般人民。

新義州

これから鴨緑江にかかる中朝友諠橋を越え、まさに北朝鮮を出て中国に入ろうとして車中から窓の外を眺めると…

ボロボロに錆びついた空中ブランコ風の遊具の向こうで、謎のチマチョゴリ集団がこちらに向かって手を振っておった。

色々と謎すぎるのでGoogle Mapで見てみたら…

おぉ…まさに中朝友諠橋を渡り始めてすぐのところに新義州鴨緑江遊園地がある!

衛星画像を見る限りでは今もボロボロっぽいけど。

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