画期的なビジネスモデル

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最近、とある画期的なビジネスモデルに空きが出て、継承者に名乗りを上げるというか…そのビジネスモデルをまるっとパクれる千載一遇のチャンスが来ている。

何よりこのビジネスモデルの良い点は、初期投資が不要なこと。

身ひとつで起業できちゃう参入ハードルの低さがありながらも、競合が見当たらないブルーオーシャン状態。

ぶっちゃけ楽天が参入してきてもおかしくはないと思うのだが、三木谷社長がはじめたというニュースはまだオレの耳には届いていない。

そんな画期的なビジネスモデルを発明され、これまで市場を独占されていた方が、残念なことに昨年亡くなられた。

死後1年が経ったが、誰かがそのビジネスモデルを引き継ぐという話も聞かないので実はオレが密かに狙っている。

親しみを込めて“おやっさん”と呼んでもいいのだが、オレが密かに二代目を狙っているわけだからあえて“先代”と呼ばせて頂こう。

先代の名は…

幸福の科学総裁・故大川隆法である。

幸福の科学という教団そのものはどうでもいい。

オレが興味を持っているのは、先代が発明された霊言方式という画期的なビジネスモデルである。

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。

また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。【出典:幸福の科学】

先代は数々の著名人の守護霊を召喚し、その守護霊が語ったことを『霊言』として多くの本を出版された。

例えば…

秋元康の守護霊と対談して『AKB48 ヒットの秘密』という本を出版している。

しかも、付録ではAKB卒業生・前田敦子の守護霊の言葉まで付いている。

もちろん、秋元康や前田敦子本人たちが全くあずかり知らぬところで勝手に守護霊を召喚されて、勝手に対談されて、勝手に本を出版されているわけで、法的に大丈夫なんだろか?と心配になるところだが…

そこがまさに先代の発明されたところなのだ!!

自分の守護霊を勝手に召喚されて本を出された人が、2013年に幸福の科学を相手に名誉毀損で裁判を起こしてるが、敗訴してる。

ただ、肖像権に関しては気を付けた方がよさそうである。

最近カナダに亡命したアグネス・チョウも勝手に守護霊を召喚されたひとりだ。

これに対して幸福実現党(幸福の科学)側は「本内容は、周庭氏の守護霊の発言を紹介したものであり、地上の御本人の発言ではありません。「霊言」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象です」として、無断使用していた写真の削除には応じたものの内容に関しては削除も訂正もしていない。

本人の発言として出版したらアウトだ。

しかーし!

本人の守護霊による言葉、いわゆる霊言ということにしちゃえば何でもありじゃん!

というのが、先代の発明なのだ。

先代が守護霊と対談し、その対談を霊言として出版された著名人たちはなかなかの面々だ。

フレディ・マーキュリーや、ジョン・レノン…

日本の芸能人だと、樹木希林、蒼井優、吉高由里子、広瀬すず、上野樹里、能年玲奈、星野源、神木隆之介、深田恭子、綾瀬はるか、北川景子、木村拓哉などなど。

本のタイトルが『広瀬すずの守護霊★霊言』だぞっ!!

守護霊と霊言の間に★を入れてかわいさを出してんだぞっ!!

こちらはビートたけしの守護霊を召喚した時の公開霊言だが、これも本にして出版している。

大川隆法総裁―公開霊言シリーズ  新着順

副題が、おいらの「守護霊タックル」を受けてみな!だぞっ!!

なんですか、守護霊タックルって?

写真は肖像権の侵害でアウトだろう。許可を取ってるとは思えん。

ちなみにだが、動画内で大川隆法が首から下げているペンダント。同じデザイン(マーク)は幸福の科学の施設で必ず見ることができる。

オレが宇都宮の総本山に行った時にもやたら目にしたので、「あのORって何ですか?」と直接信者に聞いている。

ORと聞くと、つい南ア・ヨハネスブルグの玄関口ORタンボ国際空港を思い浮かべてしまう人がほとんどだと思うが…

こっちのORはOkawa Ryuho(大川隆法)だよ!

要するにLV(ルイヴィトン)みたいなことだよ!

大川隆法は自分の名前のイニシャルORをでかいペンダントにして自分の首に下げてるんだよ!

なお、先代が勝手に人の守護霊を召喚して勝手に対談して勝手に本にしている「公開霊言シリーズ」は533冊もある。

全巻揃えて本棚に並べたいよな~

「公開霊言シリーズ」全巻コンプリートが、世界で唯一、こち亀を全巻揃えてる奴にマウントを取れる方法だからな。

友だちの家に遊びに行って、部屋の本棚にこち亀が全巻揃ってたら「おぉーっ!」となるだけだが、「公開霊言シリーズ」が全巻揃っててみ?

すっげー!おまえ、「公開霊言シリーズ」全巻コンプリートしてんじゃん!!

とテンションが上がるか、もしくは二度とそいつには近づかないかのどちらかだろう。

そんな「公開霊言シリーズ」も先代が亡くなられたことで新作が出なくなってしまった。

なぜこの霊言方式という画期的なビジネスモデルを継承する人がいないのか不思議でならない。

初期投資不要という利点に加えて、ネタが無限というのも実はビジネスとしてめちゃくちゃ強い。

例えば、今オレが二代目を襲名して一発目に本を出すとしたら…

『水原一平の霊言 ついに明かされるギャンブルの極意と他人の金の溶かし方!』だな。

一平氏の守護霊を召喚して、「10年契約で1015億っすよ!? いいじゃん、6億くらい!たった0.59%なくなってても気付かないっしょ?って思ってたらバレちゃった…テヘ」と赤裸々に語る“霊言”を出版。

これ、水原一平が言ったとするのは虚偽でアウト。

先代が発明されたように、間に守護霊を噛ませるだけでまぁ不思議!

印象としてはグレーなことこの上ないが、法的にはアウトにならない。

その時々で話題の人、皆が興味を持つであろう人の守護霊を勝手に召喚して霊言を取るからネタは絶対に尽きない。

最強である。

先代が発明されたこのビジネスモデルを、もし二代目を襲名したら発展させていきたいところではあるが…

まずは対外的に“ユーチューバー”みたいな職業名が必要だろう。

これはもう霊言道士がぴったりだ。

認知度と職業人気を高めるためにゆくゆくは『霊言道士 最強妖怪キョンシー(の守護霊)現る』とか映画も作りたいよな…もちろん主演は千眼美子(清水富美加)で。

キョンシーの守護霊を召喚して対談するだけの映画だが、先代もインクルード星のヤギ型宇宙人メタトロンと対談して本を出版してるくらいだからキョンシーだって許容範囲内だろう。

なんですか、ヤギ型宇宙人って?

自分だけがやる独占霊言道士じゃなく、認証ビジネスと絡めた展開もありかも。

先に一般社団法人世界霊言道士評議会とか団体を作って、霊言道士になるための審査料と認定料をかき集める集金システムを構築しておいてから…

「子育て中のママでも在宅ワークで霊言道士として活躍されている方がたくさんいます♪」

「月100万も夢じゃない?!今話題沸騰の副業、霊言道士♪」

こんなオンライン広告を出して、霊言道士になるためのコンサルティング会員制オンラインサロンに誘導。

在宅ワーク中に「ママ~!」とお子さんが寄ってくることもありますよね?でもそれが守護霊を召喚している最中だったら大変です。お子さんも「あれ?見た目はママだけどママじゃない…水原一平じゃん!!」と大号泣します。なるべく守護霊はお子さんが近くにいない時を狙って召喚しましょう。

とか、ためになる霊言道士のイロハを伝授して金を稼ぎ、公認霊言道士を目指させて審査料と認定料で金を稼ぐ。

最強じゃん。

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