地獄寺ワット・パイローンウア

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もし死後の世界に天国地獄があるとすれば・・・

天国にもっとも近い男です、こんにちわ。

地獄に行く要素が何一つ見当たらないんですが、一応は地獄ってどんなとこなのか?くらいは学習しておいた方が万が一なにかの手違いで地獄にトランジットした時にうろたえなくて済むだろうってことで・・・

地獄について勉強してまいりました。

スパンブリー県ソンピーノン郡とかいう、わけわからん場所まで行って。

結論から言いますと、ワット・タンマガーイより遥かに楽しかったのが・・・

ワット・パイローンウア(วัดไผ่โรงวัว)

超ど田舎にある寺で、120キロでぶっ飛ばしてもバンコクから2時間くらいかかる辺鄙なところにあります。

携帯も(AISは知りませんが)DTACは電波が入りませんでした。

そもそもスパンブリー県は海から何百キロ離れてるんだ?!ってくらい海から遠いうえに、寺との関係性もよく分からない浮き輪とかゴムボートなどのビーチグッズが売られている店の横を入って行くと寺があります。

想像してたのとぜんぜん違う立派さ!!

ディテールまでこだわった作りで「ほほーぉ」と思わずうなってしまう作りですが、この寺の本堂はこれじゃありません。

さらに車で奥に進むと・・・

仏像たちが集会を開いているところに出くわしてしまいました。

さらに奥に進むと・・・

巨大仏像っ!!

奈良の大仏を見たことがないんですけど、多分奈良のより大きいかと。

この大仏の前からテーマパークになっております。

まずは、悪行とは何か? つまり現世でこんなことをしてたら地獄に行っちゃうよ!ということを目で見て学べる池上彰より分かりやすい説明が並んでいます。

まずは・・・

友達にうんこを拾わせる奴、地獄行きっ!!

すました顔して、鬼の量のうんこしてる時点でアウトですけどね。

ワニとトラに挟みうちにされた奴、地獄行きっ!!

あれ、トラってこんなサイズでしたっけ?

おっぱい出してハゲをこん棒で殴る奴、地獄行きっ!!

シャツをパンツにインしてるくせに女を襲おうとする奴、地獄行きっ!!

これは・・・よくわかんない。

さあ、ここからいよいよ地獄ゾーンに突入です。

地獄ゾーンに入ると、いきなりDJポリスならぬDJ坊主がお出迎え。

マイクを使って何を言ってるのか?と思いきや・・・

「ノンタブリー県から来たソムチャイさん・・・100バーツ!! パトゥムタニー県から来たティップさんは・・・20バーツ!! さあさあ、そこの日本人もこっちに来てタンブンしなさーい!」

お布施の金額をマイクを使って読み上げているという・・・とんでもないDJ坊主。

さすが地獄ゾーンにいる坊主は、やってることがえげつないな。

日本人であるがためにそっこうでDJ坊主に目を付けられ、ご指名で呼びつけられタンブンさせられ・・・

「日本人、わざわざ日本からやって来たミスター○○・・・あれ?20バーツ?」

やめろやー!!

拡声器の力を借りて発表すんじゃねー!!

さて、地獄ゾーンはこんな感じになっております。

敷地内に所狭しと立ち並ぶ地獄絵図。

目がイっちゃってる筋肉ムキムキの地獄の番人たちが、あの手この手で拷問してます。

砲丸投げならぬ、人間投げに興じるハゲ気味な地獄の番人。

生前に「片手しか使わないから!しかも利き腕じゃない方の左手しか使わないから、お願い!おっぱい揉まして!」と言っていた奴の末路。

あれほどディテールにこだわったお寺を作れるのに、こんなにディテールを雑に像を作れるとは・・・

さすが地獄だねっ!!

 

だから仏さまの教えは大切なんだよ・・・っていうのが、分かりやすくディスプレイ。

そして地獄ゾーンの目玉は何と言ってもタイ版巨神兵ことピー

「フライングゲット!!」

高さ10メートルはあろうかというピー(タイ語でお化け)が、ちんちん剥き出しで立っております。

奥に立ってるのは女ピーでして、女性の方もアソコだけはディテールにこだわっておりました。

なに、この変なとこだけ突出したこだわり?

ゆるい、ゆる過ぎる寺。それが別名・地獄寺と呼ばれるワット・パイローンウア。

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