アフリカ屈指の観光国
エチオピアの東に『歴史的城塞都市ハラール・ジュゴル』があります。
ここは、旧市街全体がUNESCOの世界遺産。
正直エチオピアは嫌いだったけど、これは事実として認めざるを得なくなった・・・
『見どころ』でいえば、エチオピアはアフリカ大陸屈指の国だということを。
今回行ったダナキル砂漠もそうだけど・・・
北部にはラリベラとゴンダールという世界遺産の双璧があります。
一枚岩を刳り貫いて造られた聖ギオルギス聖堂は、ラリベラで最も有名な見どころです。
ちなみに昔にラリベラは行ったことがありますが、けっこう近くにあるゴンダールには行ったことがありません。
ソロモン朝の王都だったゴンダールは、王宮が有名らしいです。
他にもダナキル砂漠のちょっと北にあるアクスムもアクスム王国の王都だった場所で世界遺産ですが、ここも行ったことがないですね。
原人ルーシーが発掘されたのはエチオピアだし、ルーシーよりも古い人骨化石もエチオピアで出土しているらしい。
アジスアベバにある国立博物館に行けば、原人系に詳しくなれるようだが・・・行ったことなし。昔、あんなにアジスアベバにいたのに。
南部諸民族州に行けば族がいっぱいいるし、ラスタ教の聖地シャシャマネもあります。
くやしいけど・・・
やはりエチオピアはアフリカ屈指の観光大国なのだ!!
ハラール旧市街の宿
今回、世界遺産ハラールでは伝統的なアダレ様式の家屋に泊まりました。
大通りから細い道に入ります。
ここからは旧市街特有の迷路のような道が続きます。
下の写真の右の小路を入った左側1軒目が宿。
看板は出ていません。
Rowda Waber Harari Cultural Guest Houseという宿で、お値段は朝食付きで1泊300ブル(約1500円)。
これは、入口を入ってすぐの客間。
ここで朝食を食べます。
部屋はいくつかタイプがあって、泊まったのはリビングとベッドルームがある部屋でしたが、母屋にある部屋はこんな感じです。
隣の家の子供たち。
この旧市街の宿を拠点に、ハラールを散策します。
旧市街自体が非常にコンパクトなので、1日歩き回れば十分な大きさ。
最初の夜は、ハラール名物『ハイエナの餌付け』に挑戦・・・
いちおう野生のハイエナです。
コメント
アフリカ屈指の名門王朝(断絶とかが多くて何度も家系変わってるようですが)の史跡にいらしたのですね~ちょっとだけエ国に関心がわいてきていたもので興味深く拝読いたしました
>reiさん
イスラエル王ソロモンとシバの女王の間に出来た子供が、『エチオピアの始祖』という伝説があるみたいですね。
なにげにエチオピアにはイスラエル人旅行者が多く、知り合ったイスラエル人のおっさんによれば「同じセム語派に属しているので、ヘブライ語とアムハラ語には似ている語彙も多くて簡単」と言ってました。
あと、エチオピアの国旗には『ユダヤの星』ペンタグラムが描かれている事実・・・
王家の系譜と宗教がリンクしていて、どこまでが史実でどこまでが伝説か分かりませんが、エチオピアの歴史も面白そうですね。