世界の料理巡り第1弾・クロアチア料理

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かつてのオレには『新興宗教の総本山巡り』という、丸の内OLとキャッキャッ言い合いながら盛り上げれそうな趣味があった。

残念なことに、ブログを引っ越した際に霊友会、霊波之光、真光文明教団の記録が消えてしまい、タンマガーイ教団世界救世教いずのめ教団幸福の科学しか残っておらず、趣味と呼べるほどのボリュームではなくなってしまったことは確か。

ちなみに、東京の荒川区西日暮里(最寄り駅はJR常磐線三河島駅)の近くにタンマガーイ・ジャパンがあって、もちろん偵察しに行ったが、普通のビルに入居しているだけで見た目の面白さは何もない。

そこで、新たな趣味を模索していたオレが『新興宗教の総本山巡り』に代わって考えたのが『世界の料理巡り』である!!

ただ、根本的な問題としてオレは食に関しては極右(超保守的)であり、全然冒険したがらないうえに、何か食べても…

アローイ・チンチン!(マジうまい!)

と言っときゃいいと思っているほど、食に関する語彙力ゼロなノン・グルメ男だ。

“タイの創価学会”ことタンマガーイに引っ張られてついタイ語が出てしまったが、新たな趣味『世界の料理巡り』構想は数年前から温めていた。

にもかかわらず全然行動にうつさなかったのは、ひとえに“食にあまり興味がない”からという致命的な原因があったからなのだが、丸の内OLとキャッキャッ言い合いながら盛り上がるためについに動いた。

タイミング的にも、オミクロン株が猛威を振るい不要不急の外出は自粛とか何とか言われている今が一番良い。

クロアチアレストラン『Dobro』

前置きが長くなったが、そんなオレの新たな趣味の第1弾はクロアチア料理である!

振り返ってみるとクロアチアには1週間ちょっといたし、旧ユーゴスラビアで考えると1カ月近くいたが、料理にかんする記憶が全くない。

「クロアチア料理」で検索しようとすると、Googleの予測候補に「クロアチア料理 まずい」と出てくるが…そうだっけ?

食べたら思い出すかもしれん!と向かったのは、「日本唯一のクロアチア料理専門店」ドブロで、東京の京橋にある。銀座一丁目からも歩いてすぐのところだ。

ドブロって、あの有名な世界遺産都市ドブロブニクのドブロなのか?

入店時に、店員「ドブロ?」オレ「ブニク!」みたいな秘密の合言葉を言わないと入れてもらえないシステムだったらどうしよう…と心配していたのだが、合言葉を言わなくてもすんなり入店できた。

なお、日本でカタカナ表記されるドブロブニクってクロアチア語ではDubrovnikだが、店名はDobroで、そもそもスペルからして違う全くの別ものであった。

やはりドブロブニクではなく、ドゥブロヴニクとカタカナ表記しないとな。

一方のドブロ(Dobro)はクロアチア語で「良い」という意味らしく、挨拶とかにもくっ付く単語のようだ。

店内は半地下と半2階に分かれた謎の構造になっている。

通されたのは半地下、どうやら半2階の方はコース料理の客用らしい。

半2階の方がシックな感じだったが、他の客がいたので写真は撮れていない。

料理

酒は、クロアチア原産のグラシェヴィーナ種を使った白ワインを飲んでみた。

語彙力ゼロで申し訳ないが、すっきりしてるけど軽くないという意味でしっかりしててアローイ・チンチン!…いや、ドブロ!なワインであった。

こちらは前菜の盛り合わせ。

で、こちらがシュトゥルクリという平パスタの中にチーズが入ったクロアチア風ラザニアで、パプリカのクリームソースがかかっている。

こちらはサルマというクロアチアの伝統料理で、ロールキャベツなんだけど塩漬けにして発酵させたキャベツを使ってるから酸っぱいロールキャベツ。

こちらは牛肉のワイン煮込みパスティツァーダ

と、アラカルトで一通り食べてみたが…「あっ、懐かしい!」とか一切なし。

はじめて食ったんじゃないか?!ってくらい、何の思い出もなかった。

感想

全体的な感想で言えば「まぁ、こんな味でしょうね」という大体は見た目から想像した通りの味であった。

美味しいは美味しい。

シュトゥルクリとか名前は聞き慣れないが、そりゃあ中にチーズが入ってりゃ大体のもんは美味しいでしょ?みたいな。

チーズ以外で言えば、卵も「そりゃ入ってりゃ美味しいでしょ食材」のひとつ(オレ調べ)。

パスティツァーダとか名前は聞き慣れないが、牛肉をワインで煮込んで柔らかくしてたらそりゃ美味しいでしょ?みたいな。

食べた中で唯一クセがあったのがサルマ。

やはり発酵食品って酸味がある分、食べ慣れた味以外には「腐ってんじゃねーの?」と無意識の自己防衛本能なのか知らんがムム…となっちゃうもんで。

サルマ以外は、見た目の通りというか…特筆すべきクセもなく個人的には“普通”だった。

そうなると、極論「クロアチア料理じゃなくてもよくね?」と思ってしまったりなんかして。

平パスタにチーズを挟むとか、牛肉をワインで煮込むとか、そりゃ普通に美味しいんだけど、わざわざクロアチア料理である必要性なくない?

クロアチア料理自体がどうこうじゃなく「異国の地・東京でわざわざ食べに行く価値」で考えると、正直微妙。

だったら、クセが強くてなんかマズい!とかの方が逆に「わざわざ食べに行く価値」があるような気もしてきた。

え?オレは無意識にマズい料理を探し求めてたのか?

なお、レストラン『Dobro』の予算は1人4,000円くらいからが目安。

ワインをボトルで入れて、1人7~8,000円だった。

この新しい趣味だが…なんとなく2回目がないか、年単位の間隔が空く可能性が大。

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