ストックフォト3カ月目の所感

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流行りから10年遅れでストックフォトに手を出してみて3カ月。

今さら感がすごい中での感想。

サービスによって審査通過率の違いや月間登録枚数制限があるので全て同じではないが、各サービスに平均すれば180枚ほどアップしてみた。

先月は月1500円の売り上げになったが、これを月1万円にするとなると感覚的には継続性とそれなりの努力が必要な感じ。

ストックフォト用に新たに写真を撮らず、あくまで自分の過去写真をアップしていったとして…オレの場合はせいぜい5~600枚で打ち止めになりそうだから、いったとしても月に数千円だろうな。

オレのように旅行の風景画像は最低でも桁違いの数千枚を登録しないと月1万円はいかない気がする。そもそもが需要を見込んで撮った写真ではないので「数撃ちゃ当たる」方式にならざるを得ないかと。本来は「そろそろクリスマスを連想させる写真を…」と需要に沿ったテーマで写真を撮ってアップするのが売るためにすべきことだろうが、オレはそんなことは一切無視してチェスキークルムロフの写真をアップする準備中。

仮に月に100枚ずつアップしていっても、2年でようやく2400枚。

そういう意味で、もし月1万円を目指すのなら定期的に一定量の写真をアップし続けられるだけの継続力は必要になってくるのかな?と。

多分全員がそうだと思うが、オレも手を出す前は「この風景画像は売れるんじゃね?」と自分なりに予想をしていた。

たった3カ月だが、予想は見事に裏切られている。

今のところ、一番の人気写真はぶっちぎりで『ナゴルノ・カラバフのタティクパピク像』という意味不明な状況だ。売れないであろう写真の筆頭例として、いわば“ネタ”として取り上げたタティクパピクが、まさかのオレ最大のヒット作だなんて。

これも今のナゴルノ・カラバフでの戦争が終わればブームも去るだろうけど。

「ここは中立な立場として両陣営に売った方がいいかしら?」などと死の商人の側面を持つ永世中立国スイス的な発想で、アゼルバイジャンでウケそうな写真を探してみたが…残念ながらオレの手持ちにはなかった。

首都バクーの郊外にあるヤナル・ダグ(燃える山)の写真はあるが、これでは戦意高揚にならんだろう。

『燃える山』などと名乗ってるが、名前負けも甚だしいチョロ火。

カラバフを奪い返すために今こそアゼリー魂を燃え上がらせよ!

って写真が、このチョロ火じゃムリだろな。調子が良い時はもっと燃えてるっぽいが、なんせ地中から噴き出す天然ガス量次第ってことで、オレの時はイラつくほどの弱火力。

ちなみに現時点での2番人気は意外なこちらの写真。

1995年当時の中国・北京で、朝の通勤ラッシュ(チャリンコの大群編)。

ふ~ん、スキャンしたアナログ写真でも意外な需要があるのね。

じゃぁ…まだアップしていないが、この写真も需要があるかな?

1996年当時の完成したばかりの東方明珠電視塔(上海タワー)と、高層ビルを建設中の浦東新区。

ちなみに、こちらが現在の浦東新区。

Image by Alexander Jungmann from Pixabay

現在との比較写真としての需要はありそうだが、「予想は裏切られるもの」と学習したので実際には全く需要がない可能性もある。

現在、海外のサービスを主に7つのストックフォト・サービスを試してみているのだが…何となく思うに『全く売れない、もしくはほとんど売れない』人たちが圧倒的大多数で、『月に数千円から数万円のお小遣い稼ぎ程度にちょろっと売れる』人たちが若干数いて、『これだけで食ってる』人は極々少数だろうな。

例えば、日本のサービスPIXTAで写真がわずか1枚売れただけで43,283位になった。

公称ではクリエイター数が345,635人らしいから、1枚売っただけでいきなり全体の上位13%以内にランクインしたと。30万人近くは1枚も売れていないのか?!と考えると恐ろしくいびつな形のピラミッド構造になっているようだ。

他の人のブログで「100枚ほどアップして3年放置してみたが3000円にしかならなかった」と書いていたが、まぁそんなもんなんだろうな。

もしオレが過去の旅写真を全てアップしたとしても『月に数千円のお小遣い稼ぎ程度にちょろっと売れる』人たちの仲間入りをするだけで、そこまで辿り着くまでの労力を考えると正直なところ面倒くせーなとは思う。

いや、けっこう写真にタグ付けする作業が思っていた以上に面倒っていうか時間がかかって、費用(=労力)対効果として果たして喜ばしいことなんだろうか?と。

とりあえず、過去写真をある程度アップするまでは頑張ってみようかと思うけど。

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