ドキュメンタリー映画4本

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前々から興味があったドキュメンタリー映画配信サービス・アジアンドキュメンタリーズの会員になってみた。

アフリカの少年ブッダ

アフリカ南部の国々に、中国語で中華思想をたたきこむ全寮制の学校が根付き始めている。
学校側の思惑とアフリカ的な価値観の狭間で悩む少年少女たちの成長物語。

アフリカに中華思想を根付かせることを目指し設立された学校では、貧しい農村部から家族が養えない子どもたちを受け入れて中国名を与え、数学などの基礎学習に加えて、仏教や少林寺拳法などの中国文化を徹底的に修練させる。一方で、学生たちの中には、アフリカ的な価値観が排除された教育に疑問を感じ、自分の将来進むべき道に悩みを持つ者も現れている。二つの文化や価値観の狭間で、多感な10代を過ごす少年少女たちの成長物語。

この説明文もそうだし、予告映像からして「中国によるアフリカでの新帝国主義的な話か?!」と思って、ちょっと色眼鏡を通して見始めたのだが…途中から「あれ?オレ、色眼鏡してる」と気付いた。

ただ、大いに賛否が分かれるだろうな、とは思う。

ドキュメンタリー自体の話ではなく、舞台になっている全寮制の学校に対して。

学校を運営しているのは、台湾の慧礼法師が設立した「阿弥陀仏ケアセンター」という団体。「アフリカの孤児を援助するために、『魚を与えるより、魚の釣り方を教える』という理念のもと、学校を設立、アフリカの孤児たちの自立支援を促し、慈善活動やオリーブオイルの栽培を通じてアフリカの孤児たちが貧困から抜け出し、平和へ向かうのを支援する」として、これまでに9000人の子供たちを支援してきた、らしい。

誰か、これ見た人と酒飲みながら議論したい(笑)

「この学校は有りか無しか」で言ったら、オレは「有り」な方。「有り」だけど「良い」とも言えないところで諸手を挙げて賛成はしないけど、それなりに「有り」だと思う理由はある。

まぁ、やってることは大航海時代のヨーロッパのキリスト教宣教師と同じだろうと。基本的には布教活動で、その延長線上で仏教的な慈悲とかキリスト教的な愛の心で“可哀想なアフリカを救ってやってる”のよ、彼らは。

ざっくり「有り」な理由を言えば、孤児を大学まで行かせてくれて、しかも海外の大学に留学するお金を出してくれるわけだから、そこは運営者の方針に乗っかるしかないと思う。イヤなら出て行けばいいだけのシンプルな話で、自分の意思で出ていけるようだから「有り」。自分の意思で出ていけないってのなら話は別だけど。

体罰にかんして実際のところはどうなのか?が分からんから判断材料からは除外。予告映像で殴ってる場面が出てくるが、生徒側も手斧を持って襲い掛かってるからね(笑) 正直言ってどっちもどっちで、一場面だけを切り取って判断できないかと。

いずれにしても「有りか無しか」「良いか悪いか」でけっこう悩むドキュメンタリー。

ラッカは静かに虐殺されている

Amazon Prime Videoでも観れるが、制圧されてISの“首都”になったシリアの都市ラッカで結成された市民ジャーナリスト集団の闘いの記録

国際的に高い評価を得たドキュメンタリーだけあって、当時のシリアを知るには良い作品。

この作品後のラッカだが、2017年にISから解放されてハッピーエンドかと言えばそうでもないようで… IS壊滅のためにアメリカ主導の連合軍が行った空爆で市街の75%が破壊されて、市民1600人が犠牲に。

その後、クルド人主体の連合体シリア民主軍(SDF)に解放(=占領)されて今に至ると。

10月2日付の報道によるとラッカ郊外でシリア政権軍12人が消息不明になったようだから、未だにあの辺りはISの残党とシリア政権軍、シリア民主軍の最前線になっているかと。

爆弾処理兵 極限の記録

本作は、鋭い嗅覚を頼りに、ナイフとペンチだけを手に、武装勢力が仕掛けた地雷や爆弾を、年間600個以上処理した伝説の男の記録。その男は、“命知らずのファーケル”と呼ばれ、イラク北部クルド自治政府の治安部隊「ペシュメルガ」の一員。アメリカ軍も、彼の凄腕には絶大の信頼を寄せていた。ファーケルは「無実の市民の被害を食いとめる」と、2003年、フセイン政権崩壊直後に地雷除去を始めた。そんな彼の仕事を記録した50時間以上のビデオ映像から、長男の語りとともに、使命感に人生を捧げた男の一生を紐解いていく。

これは良いドキュメンタリーだった。個人的には金を払っても見る価値があるかと。

クルディスタンの軍事組織ペシュメルガ(死に立ち向かう者)のファーケル大佐。

いや、死に立ち向かい過ぎの怖いもの知らずもいいとこ。

爆弾を仕掛けるとお小遣いが貰えるらしく、「どんだけ爆弾が仕掛けられてるんだ?!」ってくらい爆弾が仕掛けられまくってる。町全体がブービートラップ。

それを、ペンチ1本で解除しまくる臨場感ある作品。

“命知らずのファーケル”は“クレイジー・ファーケル”の訳だが、見ればどれだけクレイジーか分かる。

秘境をぶっ飛ばせ!

オリジナルタイトルは“ヒマラヤの綱渡り師”だが、これも面白かった。

高所恐怖症じゃなくても金玉がキュッと縮み上がる…そんな映像。

内容どうこうってより、とにかく映像。ドローンじゃなきゃ撮れない断崖絶壁っぷり。

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