お散歩をしながら、色々と考えることがある。
渋谷のハチ公像に、観光客たちが写真を撮るために列を作っていたが……
外国人にとっては、世界三大がっかり名所(シンガポール・マーライオン、ブリュッセル・小便小僧、コペンハーゲン・人魚姫像)的な扱いだろうな、と。
見て!ハチ公って有名だけど実はこんなちっせーの!!
と、自分自身を大きさの比較対象として一緒に写真を撮って、友だちに見せたいがためにわざわざ列に並んでるに違いない。
これは観光立国を目指す日本にとっては由々しき問題。
オレの提案としては、スクランブル交差点をロータリーにしてしまって、交差点のど真ん中に巨大な黄金のハチ公像を建てよう。

トルクメニスタンの首都アシュガバードにある、アラバイ犬(セントラルアジア・シェパード)の黄金像は良い参考になる。
LEDスクリーンで覆われた台座の高さは9m、犬の像は6mで、全高は15m。
BBCの記事に載ってる写真でサイズ感がわかるが、でかい!!
BBC『Turkmenistan leader unveils giant gold dog statue』天然ガス成金のトルクメニスタンごときに我が日本が負けるわけにはいかない。
ハチ公も黄金化&巨大化して、外国人の度肝を抜く仕掛けを付けよう。
毎時00分になると、台座が360度ゆっくりと回転しながら、ハチ公の目からレーザー光線を出して、口からマーライオンのように水を噴き出す時報機能があると便利そう。
マーハチ公。
間違いなく渋谷の新たな名所になって観光客も喜ぶぞ!!
とか……
ハチ公像の前に並ぶ外国人観光客たちから500円ずつ徴収するだけで1日数万円は稼げそう!とか。
変な国に行くとよくいるじゃない?
おまえ、誰だよっ!?みたいなやつ。
それを日本でもやればいいだけの話で、『ハチ公像の飼い主』を自称して並んでる外国人からお金を取る人をやろっかな……と。
念のために合法か違法かだけ調べておいた。


くそーっ!!がんじがらめの社会!!
『ハチ公像の飼い主』という、まさに「おまえ、誰だよ!?」的な言葉の妙って日本語では成立するけど、英語で飼い主(owner)だと『所有者』の意味にも受け取れちゃって違法臭がするから、保護者(guardian)とかご主人様(master)にすれば語義的にかなりグレーになってギリいけるか?!と思っていたが、そんな心配の前段階ですでに違法っぽい。
渋谷駅前交番が目の前すぎて、観光客に騒がれたらすぐ捕まっちゃうな。
今から警察から逃げるための脚力を鍛えておくか。
ということで、自称・ハチ公像の守護天使(guardian)として逃げる時のためにお散歩。
一応、お散歩前に確認。

どうあがいても違法っ!!
ちなみに、Grokがこのスレッドに勝手に付けたタイトルは『ハチ公像詐欺:犯罪と罰則』であった。オレが何を言っても犯罪と決めつけてかかる気満々タイトル。
抜け道を探すのは諦めて、潔く逃げ足を鍛えることに全振りした方が良さそう。
今回のお散歩ルートは、大田区蒲田から品川区大井町まで。
赤羽、小岩に続き、蒲田も実は初上陸。
これで、『東京のせんべろ四大聖地』は赤羽(北)、小岩(東)、蒲田(南)と制覇し、残すは西のみ。
西は……
立川だって!!
西だけぶっちぎりで遠い!もはや23区外だし。
残念だが西は諦めよう。
さて、寒波がやって来たとかで今週から急激に寒くなった。
そこで蒲田で温泉に入って先に体を温めてからお散歩することにした。
蒲田は天然温泉を使った銭湯の数が都内で一番多い“温泉郷”らしい。

銭湯はたくさんあるが、今回オレが入ったのは昭和12年創業の『蒲田温泉』。
蒲田の温泉は珍しい黒湯が特徴らしいのだが、想像以上に黒かった!
醬油に浸かってる気分になるくらい真っ黒。
美肌効果に加えて、湯冷めしにくいという……大体どこの温泉もそうだろ!と思う効能を堪能し、いざお散歩スタート。
まったく寒くないっ!!
速乾タオルだけ持参して行ったのだが、濡れたタオルを乾かすために振り回しながら蒲田駅周辺を偵察。
ひとり湘南乃風ライブ状態。

赤羽の一番街、小岩の地蔵通り、そして蒲田のバーボンロード。
せんべろの聖地を3カ所も巡りながら、いずれも青空広がる真っ昼間に来て、お酒を一滴も呑まずに、ただ濡れたタオルを振り回した(これは蒲田だけ)のは、たぶんオレが世界初。
バーボンロードにタイ飯屋があった。

その名も『アミーゴ』。
なんでスペイン語なんだろ?
ソムタムをトルティーヤで巻いてるのかしら?と気になったが、お散歩中のため確かめてはいない。
心なしか蒲田はタイ飯屋の数がやや多い気がした。
バーボンロードがある蒲田駅西口とは逆、東口の方はこんな感じ。

西口だろうが東口だろうが、飲む場所には全く困らさなそう。
蒲田駅から、大通りではなく住宅街の小道を通って北上したのだが……
歩いて30分くらいして「ここどこっ!?」と思うような場所にもタイ飯屋があった。

赤い軒先テントの店で、その名も『カオソーイ』。
カオソーイは、北部チェンマイ名物のココナッツミルクカレースープの麺料理。
バンコクでもどこでも食えるわけじゃない、ややマニアックといえばマニアックなカオソーイを、こんなマニアックな場所で?!
マップで調べたら大森西1丁目で、最寄り駅は京急の平和島駅かJRの大森駅だが、どっちからも徒歩15分くらいかかるえらい不便な、しかも住宅街の一角にある。
実は隠れた名店なんじゃね?!と、店の前でググってみると「絶品カオソーイ」だって。
絶品らしいが……
お散歩中だし、そもそもカオソーイ自体にあまり興味がないことに気づき、食べていない。
ちょうど『カオソーイ』を素通りした頃かな?振り回していたタオルが乾いたのと、温泉効果が消えて寒くなってきたのは。
JRの大森駅を通過。
東口側の線路沿いはこんな感じ。

左側の建物の構造がよくわからないのだが、どうやら繋がっているっぽくて、見えている建物は実はひとつの塊になっている模様。

これが入り口で、スナック密集ビルのようだ。
反対側の西口には、山王小路飲食店街(通称・地獄谷)という昭和臭の強い飲み屋横丁があるようだが、行っていない。
ホントは、品川まで歩こうかなとも思っていたのだが、めちゃくちゃ遠い!
大井町で挫折した。さらに40分近く歩くのはムリ。
今回のゴール、大井町駅の東口すぐのところにある東小路飲食店街。

ここは以前に飲みに来たことがある。
蒲田、大森、大井町と、それぞれ駅周辺にはこんな下町風情の飲み屋横丁があるが……
それぞれにこんなところがあるなら「三択なら大井町でいいや」ってなる。
結局、家から遠くなればなるほど飲みに行こうとは思わない。
ただ、飲みは別として温泉旅行先として蒲田は意外といいかもしれん。
温泉に入れるし、飲み歩けるし、わざわざ熱海まで遠出しなくても同じことが出来る。
海が見えるか見えないかくらいの違いだろ。
蒲田くらいなら浴衣を着て街中をウロウロしても問題なさそうだし。
大声で歌いながらパラパラ風の謎踊りを路上でしているおっさんを見たくらいだから。
みんな見て見ぬふりしてたから、浴衣でウロウロしても同じくスルーされるはず。
この日、15km、18,000歩を歩いて筋肉痛に。
逃げ足を鍛えるにはまだまだ時間がかかりそうなので、警察から走って逃げなくても済む方法を再び考えることに。
最後に、Grokとのこんなやりとりを。

本日の一言:「守護霊を召喚して金銭を請求する行為」
人類のほとんどが一度も見聞きすることなく一生を終えるであろう行為。
