新たな観光地になるのか?の下見である。
すでに東京を代表しちゃっている観光地といえば、浅草・浅草寺!!
観光客でごった返している雷門の様子をテレビで見ながら「ヒト、いっぱい、こわい」と顔をしかめる程度で、普段はそれほどよく行く場所でもない。
最近、いつ行ったかな?と思ったら3年前に行っていた。
総本山巡り以外に、銅像も趣味なので九代目市川団十郎の銅像を撮りに浅草寺に行っている。
結局、未だにトルクメニスタンの首都アシュガバードにそびえ立っていた回転する黄金トルクメンバシュ像を超える像には巡り合えていないんだけど。
そんな浅草・浅草寺だが…
GW中はどんな感じになっていたかというと、想像通りであった。
溢れかえる観光客と、ひっきりなしに声を掛けてくる人力車の勧誘。
仲見世は、覗いただけで通ろうとする気力すら湧かない。
どうせスリだらけだろ?!
浅草寺以外に、空いている観光スポットを発掘しなければ…
行ってないから分からないが、ロック座やホッピー通りもどうせ混んでるでしょ?
さて、雷門から徒歩1分もかからない文字通り“雷門の目の前”にそれはある。
雷門を背にして南に伸びる並木通り沿いに建つ建物だ。
近代的なビルにGLAの文字が見える。
そう、GLAと言えばメルセデスベンツGLAクラスではない!
GLA教団しかないでしょう!!
大宇宙大神霊を崇めるGLAの総本山は、雷門の目の前にある。
首都圏でマンションを展開するFJネクストのガーラ(GALA)マンションシリーズみたいだが、実は全然関係ない。
もともとは大宇宙神(God)光(Light)会(Association)だったらしいが、略したGLAが正式名称になったようだ。
反町隆史が主演したドラマみたいだが、あっちはグレート・ティーチャー・鬼塚の略なので、実は全然関係ないし、オレは一度も観たことがない。
そのGLAの総本山だが…残念なことにオレにとって一番大事な『建物としての面白み』が一切ない。
普通のビル過ぎて、全然興奮しない。
「何なのこれ~っ!!」と叫びたくなるくらいの奇天烈な外観が欲しい。
大宇宙大神霊が何なのか全く分かっていないが、大宇宙大神霊っぽい建物だったらめちゃくちゃ高ポイントだったが、普通のビルはゼロポイントよ。
残念ながら中には入れなかったが、たぶん中も普通のビルくさい。
GLAでは、大宇宙大神霊・仏とも言うべき、一切の源なる生命にして、宇宙の意志たる大いなる存在としての神を信じ、その慈愛がこの世界に顕現することへの祈りを信仰の柱としています。しかし、神を特定の図像などで表現し、これを本尊として崇拝の対象にすることはしていません。【教団サイトより】
崇拝の対象となる図像がないってことは、そういうことだろう。
ビルをぐるっと回ってみたが、2代目が書いた「魂の賢者」を呼び覚ますための著書をすごい宣伝してる。
総本山ビルだけではない。
周辺をぶらぶらしてみたのだが、もしかしてGLAは浅草の大地主なんじゃ?!
オレが気付いただけでGLA関連のビルが7棟あった。
地下鉄のA3出口はGLAのビルである。その隣もその隣もGLAのビル。
TL(トータルライフ)と付く名前もGLA関連だから、見つけられなかっただけで実際にはもっとビルを持ってる可能性大。
雷門や仲見世にはあんなに観光客がいて混んでいたのに…
GLA所有のビル探しをするオレの周囲には観光客の姿なし!!
これで建物の外観が奇天烈だったらなぁ…GWの浅草でも全然混まない隠れ観光スポットになってたのに。
残念ながら、この外観ではオレが選ぶ新たな観光地としては…認められ…ません!!
普通のビルです。
ちなみに…
GLA教祖の故高橋信次だが、霊界通信で知られていたらしい。
む?霊界通信?
『高橋信次先生は、三億六千五百年前に七大天使達と共に、現在のスエズ運河近郊の「アルカンタラ」に飛来され、そこで理想郷エデンの園を展開された統括者、真のメシア・エルランティでした』
む?3億6500年前の地球って…古生代じゃ?パンゲア超大陸だった頃の“現在のスエズ運河近郊”って何?
というそもそもの疑問は置いといて、
アルカンタラ?
真のメシア(救世主)?
エルランティ?
なんかどっかで聞いたことあるよーな…
幸福の科学の大川隆法!?
大川隆法は自称・真のメシア、エルカンターレだ。
霊界通信…真のメシアであるエルランティ高橋信次…真のメシアであるエルカンターレ大川隆法…
どうやら、大川隆法は高橋信次にめちゃくちゃ影響されたようだ。
霊界通信にも影響を受けて、高橋信次の守護霊を召喚した本を20冊も出してるらしい。
あれ?オレは二代目の座を狙ってるつもりだったのだが…三代目か?
高橋信次の霊界通信をパクった大川隆法、大川隆法の霊言方式をパクろうとしてるオレ。
ごめん、オレ三代目だわ。