新たな観光地を発掘しよう!第2弾

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ミッキーマウスはいないけど、ディズニーランドよりも安く楽しめる観光スポットに行ってきました。

とある宗教団体の総本山がギリシアのパルテノン神殿風でやべー感じだったため、建物を見学に行こう!ということになりまして参加者を募ったわけです。

当初の予想ではあまり人が集まらないんじゃないか?と思っていたのですが、オレを除いても6人が参加。

もっと本気を出せばさらに集まった可能性が大ですが、そんなに大人数で押し掛けたところで相手もビックリですからね、人数的にはちょうど良かったんじゃないか?と思います。

レンタカーを借りて、いざ出発。

首都高から東北自動車道に入り、北上して行きます。

“東北”自動車道という名前の高速道路を走っているだけで、なんだかすごく遠出をしている気分になれるのはお得な感じですね。

道路標識に仙台の文字も出現し始めますが、今回は本物の東北の領土には足を踏み入れず、手前の栃木県宇都宮で下ります。

今回が初めての宇都宮訪問です。

「宇都宮・・・」と耳元でささやかれても、オレの乏しい知識では「餃子?」としか返せないほど、餃子以外に特に何も思い浮かばないレベルなのですが、どうやら他の人たちもオレと同様の低レベルな知識しか持っていなかったようですね。

そんな連中が口に出来ることと言えば、せいぜい「とりあえず餃子食おうぜー!」しかないわけで、まずは餃子を食いに行きました。

長崎屋の地下には、宇都宮餃子会『来らっせ』というフードコートがあり、色んな餃子屋さんの味を楽しむことが出来ます。

「いやー、餃子は食べたいけど宇都宮まで行くのは・・・」という方に耳よりな情報!!

東京・池袋にも『来らっせ』はあります。

・・・・・えっ!?

わざわざ宇都宮に来たことの意義に少しばかりの疑問を抱くような、そんな心が荒んでしまいそうなあなたを『つつむくん』がやさしく迎えてくれます。

ねー、どうなんでしょう?

『つつむくん』と名乗っておきながら、自分が逆に包まれてますからね。

かと言って、『つつまれてるくん』でも嫌ですけど。

お土産ショップもあるのですが、どんだけ餃子で攻める気なんだ?!ってくらい餃子グッズのオンパレード。

誰が、餃子ストラップとか付けるんすか?

そんなに好きなら、本物の餃子にヒモ付けて携帯にぶら下げておけばいいんじゃね?

お腹空いたら食べれるし。

宇都宮の餃子と言えば『みんみん』が有名らしいですが、今回の我々の調査では満場一致でめんめんの焼き餃子が一番美味しく感じました。

食べることに必死で、餃子の写真は一枚もなし(泣)

それはそれでいいのですが、どんだけ『ま』行が好きなんだ?!って話ですよ。

でも『みんみん』と『めんめん』の二つで、ま行の中での限界は感じますね。

寛永15年創業・餃子一筋『悶々』とかいう店があっても入らないですから、オレは。

『ムンムン』も嫌ですね、臭そう。

もう餃子でお腹がいっぱいで、「さぁ、帰ろっか・・・」という気分になったのも事実ですが、いよいよ今回のメインイベントです。

あえて宗教団体名は出さないでおきます。建物を見に行ったわけで、教義や団体そのものを批評する気はさらさらないですから。

じゃんじゃじゃーん!!

皆には分かりづらいかなぁ~・・・

実は、上がギリシアのパルテノン神殿で、下が宇都宮の総本山なんですっ!!

よくよく数えてみると、支柱の数が違いますしね。

実は、材質も違うんです。

それに空の色が違う!

上は恐れ多くもオレが愛して止まない『地中海性気候』の総本家ギリシアのアテネの空の色に対して、下は所詮が梅雨明け直後の宇都宮のドンヨリ曇り空ですよ。

さっそくカメラをぶら下げた集団で2階の受付に行きます。

その受付の女の子が、か、かわいい・・・と、こちらは煩悩だらけの頭で、世俗的な視線ギラギラで受付嬢にデレっとしちゃうわけですが、向こうは「なんなの、この世俗集団は?」的な困惑の表情。

「ボクたち、ワタシたち、建物を見学に来ました!」と、こちらの趣旨を告げると何やら偉そうな方が出てきて案内してくれることに。

まぁー、3分くらいで説明にも飽きちゃったんですけどね、見学をお願いしている手前もあるし、せっかく親切に教義を説明してくれているから聞かないわけにもいかない。

内部は、これまた金色をふんだんに使用した内装で「おほぉー!」となったのですが、残念なことに内部は撮影禁止。

教団の教えのポイントとしては、東洋的とされる仏教と西洋的とされるキリスト教の融和らしいのですが、建物内部のメインになる大礼拝場の内装は(好き嫌いは別として)なかなか教えにマッチした嗜好だと思いましたね。

豪華絢爛って感じではないけど、荘厳な感じを出そうと努力したのは分かります。

まず、パッと見た感じは天井画が描かれた装飾天井のせいか、キリスト教会のような感じの印象を受けました。

でも、正面にそびえて立つ金ピカ像は蓮の葉に立っていて仏教的な印象を受けるわけです。 顔は釈迦如来のようでもありながら、格好はローマ法王みたいだし。

仏教とキリスト教の融和という抽象的な概念を具体化しようとして辿り着いた像って感じかな?

室内だから大きく見えるってのもあるけど、6m以上はあると思われ。

概念を具体化・偶像化すれば信者の信仰心に視覚効果も期待できますし、色々考えたんでしょーね。

で、「この人だ~れ?」という質問をした人がいましたが、その像が『エルなんちゃらターレ』らしいんです。

それが一体何なのか?よく分からなかったですけど、質問したらしたで「こいつ、超食い付きよくね?」と思われても面倒くさそうだったので、聞かなかったですけど。

ただ、じっくり見てるうちに天井とか「やっぱり、イマイチかな・・・」と思ってきたのも事実。

装飾具合がパッと見は素晴らしいんだけど、よく見たら天井の色使いと照明の加減でそう見えるのかな?とも思ったりして。

せっかくだったら、装飾部分を木にして柴又帝釈天みたいな装飾彫刻をしちゃうとか、ゴシック建築によくある装飾彫刻にしたら「すげー!!」ってなるのに。

などと思いながら振り向くと、ビックリですよ!

一緒に行った連中が、飽きてイスにふんぞり返っているか、案内のおじさんに教義の話で食い付き過ぎ!!

どんどん挑戦的な口調になって、しまいには教祖を呼び捨てにしてる始末ですよ。

オイッ、総裁と呼べっ!!

と、すっかり信者気分で心の中で叫んでましたね、ワタクシ。

さらには、総本山の隣にはネパール釈尊館という別な建物も建っていて、名前から「日本にいながらにしてネパール気分を味わえちゃいそう」な感じに興味を覚え、こちらも見学させてもらうことに。

なんでも、愛・地球博の時に出展されていたネパール館をそのまま買い取って移転させたらしい。

残念ながら、こちらも内部は撮影禁止

まぁ、大抵はモスクも中は撮影禁止ですからね、これは仕方がないでしょう。

でも、皆も言ってたけどこっちの方が楽しかった。

入口のドアの写真を見ただけでも分かる通り、ネパールの職人が彫ったという木彫り装飾が細かいわけです。

すぐ飽きちゃったけど・・・

ずっと案内してくれた人はいい人でしたよ。

よく分からない連中を相手によく対応してくれたな、と思います。

今回の出費は、餃子700円+総本山0円+往復交通費2500円のたった3200円!!

ディズニーランドだったら、入れてすらくれませんよ。

ちなみに・・・東京に戻ってきてからの飲み代は、総本山ツアーよりも高かった・・・

でも、予想に反して意外と楽しかったので、次はどこに行こうかな?と考えてます。

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コメント

  1. 総本山 より:

    再掲載ありがとうございます。
    第一弾のほうはどこかにあるんでしょうか?なぜか見つけられないです・・・