急逝したスマホの後継機に何を買うか?
2日ほど迷った挙句、先日ついに後継機を決定。まだ手元には届いていないが、ポチッと右クリックで購入した。
後継機候補だったのは3つ。
Google Pixel 3
Googleが11月1日に発売する最新スマホ。
SoCにはQualcommのSnapdragon 845を搭載。
サムスンのGalaxy S9や、ソニーのXZ3などハイエンドモデルに使われている、(現時点では)最高性能SoCだ。
日本仕様のPixel 3はFelica搭載ってのが惹かれるところではあるが、今まで使っていた海外仕様のXperiaもFelica未搭載だったので「魅力ではあるけど、搭載してなかったら絶対にイヤ」というほど必須条件ではない。
ただ…価格がネック。
ディスプレイサイズが5.5インチのPixel 3で9万5千円~、より大画面の6.3インチのPixel 3 XLで11万9千円~だ。
ハイエンドモデルとしては“普通”というか「まぁ、こんなもんでしょ」という価格帯ではあるが、キャリアと契約して買うつもりがなく、端末だけを一括で買うオレとしては端末代は安ければ安いほど嬉しい。
でも、ハイスペックなスマホが欲しい。
ということで、同じSnapdragon 845を搭載した中華スマホ2機種と比較して迷うことに。
OnePlus 6
まさかオレが中華スマホを買おうか迷う時代がやって来るとは…
ちょっと前までは、人民服を着てチャリンコに乗ってるだけのイメージだったくせに!!
2018年5月に発売されたOnePlus 6。発売から半年が経って、マイナーチェンジした6Tが多分今日くらいにローンチ予定。
ディスプレイは、オプティックAMOLEDなどと名前を付けて差別化しようとしているが基本的にはサムスン製スーパーAMOLEDとほぼ同じ有機ELで、サイズは6.28インチ。
ディスプレイサイズ的にはGoogle Pixel 3 XLとほぼ同じサイズ。
カメラは、ソニー製IMX519イメージセンサーを採用した1600万画素+2000万画素のダブルレンズカメラ。フロントカメラはソニー製IMX376Kイメージセンサー採用の1600万画素。
指紋認証と顔認証もあるよ。
普通なら余裕で10万円以上はするであろうこのスペックで、500ドル台という驚異のコスパ!!
まぁ、生活防水程度の防水性能しかないが、そもそも防水性能を必要としていないので特に気にしない。
Xiaomi Poco F1
小さい米と書いてXiaomi(小米)も中華ブランド。
これは、小米がインド市場向けにブチ込んできたポコF1。
小米のポコ(インド仕様)と聞くと、死ぬほどダサい気がするが…スペックを侮るなかれ。
Snapdragon 845を搭載しているスマホでは世界最安と思われる300USドル台で買える。
サムスンのハイエンドモデルS9の3分の1という恐ろしい価格設定だ。
価格は魅力的なんだけど、オレ的に最大のネックになったのが対応LTEバンドの少なさ。
Poco F1 | OnePlus 6 | |
4G | LTEバンド 1(2100), 3(1800), 5(850), 7(2600), 8(900), 20(800), 38(2600), 40(2300), 41(2500) | LTEバンド 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 17(700), 18(800), 19(800), 20(800), 25(1900), 26(850), 28(700), 29(700), 34(2000), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500), 66(1700/2100) |
OnePlus6の22バンドに対して、F1は9バンドと半分以下の周波数にしか対応していない。
日本のキャリア別でみると、NTTドコモ系:2バンド(OP6は4バンド)、au系:2バンド(OP6は5バンド)、ソフトバンク系:4バンド(OP6は4バンド)しか対応できないので、ソフトバンク系以外は都市部の地上以外では繋がりにくそう。
基本的に都市部の地上で生活しているので全く使えないこともないだろうけど、使用範囲が限定されるようなスマホはメイン使用としては厳しい。
発熱対策として液冷システムまで内蔵しているらしいので、Wi-Fiで繋げてゲーム用にサブとして使う分にはいいかもな。
決定
最終的に、OnePlus 6(8GB RAM+128GB ROM)を415ドルで購入。
決定打は、やはり価格!!
中華ショッピングサイトJoybuyが、ここ最近深夜23時~01時ごろからスタートするタイムセールで、100ドル以上の割引により400ドル台前半になってたところが大きい。ちなみに6GB RAM+64GB ROMのモデルだとタイムセールで400ドルを切っていた。
今日あたり発売されるであろう6Tは…バッテリー容量が少し大きくなったとか「別にいいや」と思うようなマイナーチェンジ具合だったので無視。
初の中華スマホとなるが、さすがにこのスペックでこの価格を提示されると「え~、中華スマホ?なんかイヤ!」という気持ちを上回ってしまう魅力。
極端な話、自動車と違ってスマホのデザインなんて差別化が難しくただの平たい板でしょ?
これが中華スマホだけ星型の形状とか、スマホの背面に目立つように『社会主義核心価値観』と中国共産党のスローガンが刻印されているとか、待ち受け画面が強制的に毛沢東の顔写真って言うんだったら…
ださっ、絶対持ちたくねー!!
となるが、ただの平たい板同士の比較となると完全に中身重視。
これが独自開発したSoC『紅旗845』を搭載とかだったら…
何だそれ?だっせー!!
となるが、Snapdragon 845を搭載して、ソニー製イメージセンサーを搭載して、有機ELディスプレイってなると…XperiaだからとかGoogleだからとか、有名“ブランド”であることを理由に同じようなスペックのスマホに倍以上のお金を払う気にはなれなくなってくる。
スマホなんてどうせ壊れるし、どうせ半年も経てばより高スペックなモデルが出てくるんだから、ブランドなんか気にせずコスパで選ぶと決めたのでした。