邦人男性、北朝鮮で拘束

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北朝鮮で滋賀出身39才の日本人映像クリエーターのスギモト・トモユキ氏が拘束された、というニュース。

どうやら軍港がある南浦(ナンポ)の軍事施設を撮影した疑いだとか。

名前に関しては韓国の報道で스기모토 토모유키(スギモト・トモユキ)として出ているけど、報道自体は独自ソースじゃなく日本政府関係者からの話として報道している。

軍港

南浦には行ったことがないけど、オレが行った1~2年後から「南浦もツアーで行けるようになった」とかで今は普通にツアーで行けるみたい。

ネットなんかだと「なんでそんなとこに行ったんだ?」とか書いてる人もいるけど、まぁ…普通にツアーで行けちゃうからねぇ。

わざわざ「南浦に行きたい!」とか言う変な奴がいるのかは知らないけど、参加したツアーの訪問先に組み込まれていたらツアー客である以上は行かざるを得ないかと。ツアーに参加しておいて「南浦だけは行かない」とか逆に単独行動になっちゃうから許されないと思う。

ちなみに今は咸興(ハムン)とか清津(チョンジン)にもツアーで行ける。

咸興(ハムン)は日本海に面する軍港がある町。

意外と北朝鮮内も色々行けるようにはなっているんだけど、今回のようなことがあると軍事施設がある町はやっぱりリスクが高いな…と。

正直、拘束されたスギモト氏がどんな人かも知らないし、何やったかも知らないけど、軍港はけっこう面倒くさいんだよねぇ…

一般の港と隣接していたりすると、見たくなくても普通に見えちゃうっていうか。

ちなみに、オレがジブチで撮ったこの写真…もし撮ってるとこが見つかったら拘束される。

写っているのはただのコンテナ埠頭なんだけど、ジブチ港は軍港の側面が大きく港全体が写真撮影禁止エリア。ヒッチした木造貨物船の上から撮ったんだけど、貨物船の船長に「見つかったらマズいから止めろ!」って怒られたもん。

イギリス外務省の渡航情報でもジブチで港や空港を写真撮影したら拘束されるぞ!って注意喚起されてるし。

ちなみに、なんで写真撮ったか?っていうと、南アフリカから縦断してきて、ここジブチ港でアフリカ大陸を離れると思うと色々と感慨深いものがあるわけで「さようなら、アフリカ大陸!」って思いで写真を撮りたかったのだ。

ジブチで拘束されてみ?絶対に地獄だろうな…

気温50度近くある上に鬼のような湿気で留置場は確実に殺人的な環境のはず。シャバにいても殺人的暑さなのに、留置場に入れられたら…と考えただけで恐ろしい。

エアコン付いてるかな?広々とした空間で他の人たちとくっ付かずにいれるかな?

どちらもねーだろうな!!

しかも、もしこの写真でオレが拘束されてたら…ヤフコメで(今回のスギモト氏のように)単細胞的発想で「日本人じゃない」判定とか「在日」判定されちゃうのがイヤ。

オレ、在日ジブチ人判定されるとかイヤなんですけどっ!!

せめて「こいつ、在日エリトリア人じゃないか?」って書いてもらいたい。ちなみに、ジブチとエリトリアは仲悪いからジブチで一番スパイを働きそうなのがエリトリアだから。

関係ないけど…ジブチで『泥酔』すると禁固2年だから気を付けろ。

まぁ、話がずれたけど要は北朝鮮に限らず『港』って面倒ってこと。『空港』も場所によっては面倒だから写真撮影は気を遣う。

ツアー会社

今回拘束されたスギモト氏は、中国は深圳が本社のツアー会社Young Pioneer Toursに参加したようだ。

Young Pioneer Toursと言えば、北朝鮮でポスターをパクっただけで国家転覆罪に問われて労働教化刑15年の実刑判決を受けたオットー・ワームビア氏が使ったツアー会社でもある。

北朝鮮で拘束されたバージニア大学の学生、オットー・ワームビアが涙を流しながら許しを請う映像が世界に公開されたのは、2016年3月のこと。映像で「人生で最悪の間違いを犯した」と語ったワームビアは、米紙「ニューヨーク・タイムズ」によれば、観光ツアーで北朝鮮に旅行中の2016年1月、平壌のホテルでポスターを盗んだかどで逮捕…

ポスターをパクられたら転覆しちゃう国家って…どんだけ脆弱なんだよ!?

普通は皆がそうツッコミを入れるのが正解だと思うけど、なぜか大真面目に裁判で国家転覆罪で有罪にされちゃう変な国なわけだけど。

それにしても、またこのツアー会社か!?って感じ。

ちなみに、平壌から北京に戻る時の国際列車でYoung Pioneer Toursのツアー客たちと隣同士になったことがある。

ニュージーランド人の男性ガイドが付いていたんだけど、彼だけ泥酔していてオレらに絡んでくるしめちゃくちゃ感じが悪かったのは覚えている。Young Pioneer Toursのツアー客たちも引いてたくらいだったから、ツアー会社としてどうなのよ?!って思った。

客がシラフで、ガイドがベロベロって危機管理能力ゼロじゃん!!

なんか、昔日本に少し住んでいたことがあるとかで日本語を少し話すガイドで、「おまえ」とかイラつく日本語しか話せないウザい奴で(笑)、「日本の女は白人が好きだから簡単にヤれる」とか言ってたな…そういえば。

「おまえなんかに股開く日本の女って、どうせブスでしょ?」

って言ったら、酔ってるから「あ゛ぁ?!」みたいな感じでより面倒くさくなったという。

そんなことは別としても、引率するガイドが“プロフェッショナル”な感じが全然なく、しょうもない素人ガイドが引率するツアー会社の印象を持っている。オレ個人的には、だけど。

ちなみに、会社のサイトを見たらそいつが出てた。

トロイ・コリングスって名前の奴で、サイト上では「プロフェッショナルでフレンドリーなスーパー楽しいガイド」だって(笑)

しかもシカゴ・トリビューン紙とか欧米メディアの記事でインタビューに答えたりしているところから、下っ端でもなさそうというのが逆にタチが悪い。

正直シラフの時はどんな仕事をするのか知らないけど、確実に酒癖は悪そうだったからああいう人に引率されるツアーはリスク高過ぎ。

コリングスだけがしょーもないのか?と思ったら、どうやら“社風”のようだ。

Young Pioneer Toursの創業者はイギリス人のガレス・ジョンソン。

酒に酔ってベロベロになって列車から飛び降りて足首を骨折し、平壌の病院に1週間入院したこともある創業者が経営するツアー会社だから…つまりそういう会社ってことか。

北朝鮮以外にも沿ドニエストルなどにもツアーを組んでいるらしいが、沿ドニエストルの警官を怒らせて銃を抜かれたこともあるそうな(2016年6月のポッドキャスト上でのジョンソン談)。何をやったかは定かではないけど、「ウォッカを飲んでいたので怖くなかった」とは本人の弁。

ツアー参加者談によれば、ジョンソンもまたツアー中は大体酔っ払ってるらしい。

別にジョンソンの味方をするわけじゃないけど、沿ドニエストルの警官が銃を出しがちというのはあるけど…国境で拳銃突きつけられて「金出せ」ってカツアゲされてた旅行者いなかったけ?そういえば。

オレはやられてないけど。

ちなみに、ガレス・ジョンソンはYoung Pioneer Toursとは別に、フィリピンでGN Toursという会社も経営。

ビーチと酒と女を提供すると謳い、ホテルのVIPルームで複数の女の子たちと“extra fun”な体験が出来るというヤリ目ツアー会社のようだ。フィリピン以外にもカンボジアのツアーも組んでいる。

Young Pioneer Tours自体でもフィリピンへのツアーをやっているようだけど、ツアーのハイライトとして『小人ボクシング』を挙げていて「なんだかな~」って感じ。

マニラのナイトライフでは、外国人観光客や駐在員向けの娯楽「小人ボクシング」が盛んだ。それは経営者にとっての「ドル箱」だが、出演する小人たちの待遇は劣悪だ。だが他に働き場がなかったり、当人たちも小人症について無知だったりと、なかなか状況は改善しない。そんななか、自身も小人症である20代のフィリピン人女性が立ち上がり、新…

まぁ、小人症の人たちを面白がってビジネスで使いたがるのは“フィリピンあるある”なんだろうけど…

オレもネグロス島バコロドで『カマカマ』って名前のレストランに通ってた(連れて行かれてた)けど、あそこもウェイターやウェイトレスが全員小人症の人たちってのを売りにしてたもんな。

ただ、そんな小人ショーをハイライトに持ってくるようなツアー会社は軽蔑するね。

今回の日本人拘束だけど、究極的には自己責任だろうけど、しょーもないツアー会社に参加していることで「起こるべくして起こった事件」なんじゃないかな?

Young Pioneer Toursで行ったことがそもそも危険…個人的にはそんな印象。

オレなら絶対にこのツアー会社は使わない。

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