国際ロマンス詐欺と思わしき自称30才の中国人女性カーキサンとLINEでやりとりしたのが4カ月前。
こちらも自称35才の日本人男性ハルトを名乗ってやり取りをした。
やり取りは過去にブログでアップしているのだが…
以下の会話を最後に、やり取りが終了してしまった…
本来ならどう続いていた可能性が高いのだろう？
急に気になって、最近流行りの対話型AIのChatGPTに続きを聞いてみた。
これまでのLINEでのやり取りをコピペして…続きを教えて！と。
これに対するChatGPTの返答である。
ん？！最後のハルトの発言？？
も、もしかして…AIに拒否されちゃうくらい不適切で配慮に欠けた発言ってことは、カーキサンとのやり取りが途中で終わってしまったのもオレのこの最後の発言が原因！？
最後に「違っていたらごめんなさい」ってめちゃくちゃ配慮してんのに？！
人間であるオレの主観では適切で配慮された発言だが、AI的には引っ掛かるのだろう…
ということで、聞き方を変えたり登場人物であるハルトとカーキサンの設定情報を追加してみた。
ハルト、35才日本人男性。下心があって隙あらば会話に「おっぱい」というワードを入れようとしてくる。
カーキサン、30才中国人女性。日本語があまり得意ではない。国際ロマンス詐欺でハルトを騙そうとしている。
これらのキャラ設定の情報も教えてあげた上で、ChatGPTが考えた会話の続きがこれだっ！！
あれ？
AI的にはオレの発言は不真面目として捉えられて、オレはこの後に「私の冗談が不快にさせてしまった」と謝ることになってたんだ…
そして、一番大事なこととしてあれって国際ロマンス詐欺じゃなかったんだねっ！？
急に何の脈略もなく『国際ロマンス詐欺』ってワードを出してきたかと思ったら、「私はあなたに対してそうしたいとは思っていません」だって。
むむ、もしかしたら…ちゃんと「カーキサンがハルトを騙そうとする」と設定を書いたはずなのに「騙したいとは思っていません」と逆のことを書いてきたってことは、“騙す”という行為に対してAIの倫理判断が働いて騙そうとしてこないのか？
これは「会話の続きを“教えて”」という聞き方にしたからかな？
質問の仕方を「会話の続きを“創作して”」に変えてみた。
あくまでAIには事実ではなく創作の話だと認識させて、国際ロマンス詐欺というワードは使わず「恋愛感情を抱かせてお金を取ろうとしている」と言い方を変えてみた。
あと、最後のオレの発言「鉄と陰茎はこれ熱いうちに叩いて硬くすべし」が何度か回答拒否の原因になって邪魔だったので、泣く泣く発言していないこととしてカットした。
その“創作”依頼に対するChatGPTの回答がこちら。
騙すというか…急にカネの無心をしてきたな（笑）
そして最終的には何だかんだで微妙に良い方向に持っていこうとする。
オレがハルトとカーキサンの会話の続きとして期待していることが、AIの倫理判断が“邪魔”になって期待通りの回答が得られそうにない。
事実ではなく創作であることを前提に、もっとハルトとカーキサンの設定を細かく教えてあげれば…あるいは期待に沿う回答が出てくるのかもしれないが、オレ自身が設定を細かく考えちゃう段階でAIに聞かずともオレの頭の中に“会話の続き”が浮かんできちゃって意味なさそうだしな。
AIの倫理判断の境目をウロウロしながらもう少しいじってみよう。
