素敵な外国人女性と知り合いました③

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第1回第2回に続く最終回。

意味がわからん!!

こういう類いのお誘いって、99.9%“いい感じ”に発展するんじゃねーの?!

10月29日11:42の返信を最後に、自称ドバイ在住中国人女性カーキサン(30)からの連絡が途絶えた。

30日に、また突然閃いた新たな自作の『格言もどき』を漢文と言い張って送ったのだが、既読すら付かず早4日が経過している。

「叩いて硬くすべし」じゃなくて「叩いて伸ばして硬くすべし」の方がよかったかな?と、ちょっと後悔しているが…問題はそこじゃない。

何かしらの理由をつけて金を振り込ませようとしてくるはずなのに、その理由を教えてもらう前に音信不通になることなんてあるんですかっ!?

なんだか好きでもない女に勝手にフラれた気分である。

だが、諦めきれない未練タラタラなオレは念のためもう一度アプローチしてみた。

統一教会オリジナルの挨拶をブッ込んでみたが、あいかわらず反応なし。

完全に捨てられたっ!!

相手に弄ばれて捨てられてしまったオレ。

まだ大したやりとりをしておらず、オレからは①理由は言えないが新彊に長くいたが、詳しくは話たがらない、②まったくもって意味不明の格言もどきをブッ込んでくる、この2点しか出していない。

傷心だが、いちおう捨てられた理由を考えてみた。

自称ドバイ在住中国人女性カーキサン(30)の“中の人”がもし本当に中国人(性別はどっちでもいい)だったとして…

①と②のどっちが怪しいかと言えば、オレが中国人なら断然①だけどな。

どうせ翻訳ソフトを使っているだろうから、②は「まったくもって意味不明なのは翻訳ソフトの精度の問題で、ニュアンスが読み取れないのか?」と考えるだろうし。

一方の①はよくよく考えてみたら…こいつ何者なんだ?!とジワジワと怪しさがくる。

本来、こういう国際ロマンス詐欺の類いは、個人が副業感覚でやっている例もあるにはあるだろうが、基本的にはビジネスとして組織的にやっているはず。

オレの頭に浮かんでるイメージでは、“オフィス”にパソコンやスマホを並べて、出勤した“従業員”がマニュアル通りに複数のカモを同時に担当してやりとりをしているような…

今回のオレがやりとりをしていた相手は自称ドバイ在住の中国人カーキサン(30)という設定だが、ドバイ在住はさすがに信じていない。

中国人設定に関しては正直どうなんだろう?

あり得なくもなさそうだけど。

二人でイチャイチャと盛り上がる前に捨てられてしまったので、色々と試そうと思っていたのに出来なくなってしまった…

せっかくなので、漠然と試してみようと思っていたことを今から考えてLINEに送ってみよう!

本来ならこうなる予定だった的な。

どうせもう読まないだろ?

ハロウィーンの写真と見せかけての法輪功のエレクトリカルパレード!!

もし中国本土を拠点にしている中国人だったとしたら心理的にすげー嫌がるであろうタブーをさらっとブッ込んで反応をみたかった。

興味のあるなしにかかわらず、中国政府に邪教と弾圧されている法輪功の話題に触れて一般人にとってはいいことなんて何一つないだろうから。

あとは…どこを拠点にしているか?くらいは知りたかったな。

中国本土の拠点からという可能性もなくはないけど、そもそも中国国内からは普通ではLINEにアクセス出来ないのにわざわざグレートファイアウォールを回避してLINEを使うかな?

まぁ、香港のプリペイドSIMを使うとか、仮想電話番号を使ってLINEアカウントと紐付けてVPNを使うとか、グレートファイアウォール回避&足がつきにくくする方法はいくらでもありそうだけど…

そんな面倒なことをするくらいなら東南アジアを拠点にした方が色々と都合は良さそうではある。

ネット検閲もあるにはあるけど、中国のグレートファイアウォールとは検閲の目的もレベルも違うだろうし。

日本と中国やフィリピンの時差は-1時間だが、タイやカンボジアの時差は-2時間。

東南アジアのどこかの国くさいな…

弄ばれて捨てられていなければ、罠を仕掛けようと思っていた。

URLを踏ませてIPアドレスとブラウザの言語設定を抜くだけだが、本当は何語の使い手なのかというのとアクセス元の国が分かれば十分だろう。

ただ…普通は怪しんで外部URLを踏まなそう。

相手の興味が警戒心を上回っちゃうくらいのことを書いてURLを踏ませるとしたら…

こんなのはどうだろう?

あくまでも二人でイチャイチャと盛り上がっている流れだったら…という一例だ。

もちろん相手に読ませる気で送る場合は婉曲表現ではなく、もっと翻訳ソフトを意識したストレートな書き方をするが、これは例だ。

ホントに送っちゃったが…どうせ読まないでしょう!という前提だから問題ない。

ただ、罠だけは実際に有効なので黒塗りさせてもらった。

もし相手が中国人だったとしたらブランドに弱そうというオレの偏見である。

あとは、この世にパンダを嫌いな奴なんていないだろうというオレの独断である。

「別に好きってほどでもないけど…」という人はいても、明確に「パンダは嫌いだ」と言う人をオレは知らん。

そんなオレの独断と偏見を混ぜ合わせて考えたらこんな感じになった。

こんなのを送られたら怖いものみたさで思わず罠URLを踏んじゃうだろ?!と思うのだが、もはやこれが正解か不正解かは誰にもわからない。

そっちから怪しいメールを送って来たくせに、やりとりしたら逆に怪しまれて連絡を断たれたオレからの報告は以上です。

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