デリバリーの話2

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この前ブログに「もう初期投資分の元は取ったから、いつやめてもいい」と書いたウーバーのデリバリーだが、何気にまだ続いている。

運動不足を何とかしなければ!と、ボルダリングジムの会員になってみたものの1回やって行かなくなったり…縄跳びを買ってみたものの2~3回やってどこかに消えて見当たらなくなったり…紆余曲折の末にようやく辿り着いた有酸素運動がウーバーだったのだ。

ただチャリを漕ぐだけのサイクリングと違い、荷物を受け取った以上はデリバリーしないといけない半強制性がある分、逆に継続に繋がるのかもしれん。

この前、70~80代と思われるかなりのおじいちゃんがウーバーやってるのを見て、正直若干引いちゃったのだが、あれも年金が足りなくてやってるんじゃなくて運動のためにやってたのかも。だって…オレより良いチャリ乗ってたぜ。

もしかしたら運動プラス仕事という側面があることで責任感とか達成感という点でおじいちゃん的にいい作用をするかもしれないしな。ただ…もし自分が注文したやつが中身がグッチャグチャで届いても、文句を言う気力も失せるくらいのおじいちゃんだった。

以前からチャリで都内の写真撮影スポットを探す深夜徘徊の旅をしていたのだが、あてもなくさまようわけではなく、漠然とながらもどこが良さそうと大体の方向を決めて走る。

一方、つい最近までのウーバーは配達先がどこになるのか?全く分からなかったので、自分では絶対に行かないような場所を走って「おっ、ここからの景色は良い!」とか「おっ、昼間に来たら味がある景色かも!」といった新たな発見がある場合も。

ところが今月から革命的な変更があり、事前に受け取りをするお店と配達先が分かるようになった。これまでは、今いる場所から受け取りをするお店の近さが大体わかる(所要3分とか)だけで、実際にお店に行って受け取ってからじゃないと配達先が分からなかったのだ。

受け取っちゃったら絶対に配達しないといけない(逆に言うと、受け取る前だったら止められる)のだが、受け取って初めて配達先を知ってあまりの遠さに愕然とする…ということが無くなった。

事前に行き先が分かっちゃったら、新たな発見が出来なくなって面白くないんじゃ?と思うかもしれないが、そんなことはもはやどうでもいいくらいメリットの方が上回る。

二度と行きたくない場所に行かなくて済むのだ。

一度行って、一発で心が折れた場所…それは有明である!

日本橋や銀座で平和にキコキコとチャリンコを漕いでいたら、隣接する築地に飛ばされ、築地からは高確率で勝どきに飛ばされる。

本来は勝どきも好んでは行きたくない。

築地までは本土だが、そこから先は東京湾の埋め立て地で島なのだ。島は橋を渡らないと行けない=疲れるから行きたくない。ただ、タワーマンションが乱立する居住地としての勝どきで需要が高いのは致し方のないことで、渋々ではあるが勝どきもギリ許容範囲。

ちなみに先ほどの夜景写真の2枚目は、勝どきのお隣の月島(住所的には佃だけど)のタワーマンション群。どちらにしても橋を渡らなきゃ行けないエリア。

そんな勝どきで下手に荷物をピックすると、配達圏内に入ってしまい配達先として登場する可能性が出てくるのが…有明である。

一体、橋を何本越えたら辿り着けるんですか?!

こんな場所、バイクのやつを行かせるべきで、ボロボロ折り畳み自転車で行かせるような場所じゃねーだろ!

バッグごと橋の上から東京湾に投げ捨てて帰っちゃおうぜ!という悪魔の囁きと戦いながらも、ヒィヒィ言いながら何本も橋を越えながら「オレにはチャリで世界一周は絶対にムリでだ」と気が付かせてくれたのが有明であった。

そういう意味では、実際にチャリで世界一周に出掛けちゃう前に前哨戦として有明に行ったことで気が付けて良かったとも言える。

臨海副都心とか格好いいこと言ってるけど、こんなの現代版の島流しの地じゃねーか? なんでこんな辺鄙なところに住もうと思ったんだろ??

で、ようやく辿り着いた配達先。

住んでるのが3階とか…タワーマンションである意味ねーじゃん!

有酸素運動的には良いかもしれんが、事前に配達先が分かるようになった今、あの時に心に誓った通り二度と行きません。

あと、お金を稼ぐという側面から考えても有明に行くメリットは何もない。

普通、日本橋でピックして銀座に配達→銀座でピックして築地に配達→築地でピックして勝どきに配達…という風に連続していくから意味があるのに、有明は来た道をまた戻るだけのデッドエンドである。

つーか、やってて思ったんだけど…お金を稼ぐことを追求し出したら、無尽蔵の体力と怪物級の脚力を持ってる人を除けば東京であってもバイクだろうな。全く運動にはならないけど。

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