気がつけば…もう2月になってしまった。
その間に、世界の流行発信地がニューヨークでもロンドンでも東京でもなく…
いつの間にか中国の武漢になっておった!!
しかも流行発信地というだけでもすごいのに、人口1000万クラスにもかかわらず『封鎖都市』という世紀末的近未来風な要素がすごい。
今回は、そんな世界で最も流行しているもののニュースでもなく、無関係な世間様からやたらと袋叩きに遭っている東出昌大のニュースでもなく、個人的に気になったニュースを。
警察署で保護の66歳男性死亡 「レジ袋有料」に激高、通報受け署員が連行後支払い時に「レジ袋が有料」と言われ激高し、店員の胸ぐらをつかむなどした。通報を受けた同署員が署に連れて行き保護。署内で引き続き暴れたため、署員5人が頭や両足、両腕をつかむなどして別室に移したところ容体が急変し、搬送先の病院で午後6時10分ごろに死亡した。
レジ袋のために感情を爆発させ死ぬ、とはすさまじい人生だ。
警官が圧迫死させたか、もしくは憤死だろうな。
まぁ…ほぼほぼ前者だろうけど、無料レジ袋への愛が強過ぎて憤死した可能性もゼロではないぞ。
お悔やみ申し上げるとともに、来世ではきっとレジ袋に生まれ変われるであろうと信じてる。
まぁ、南アフリカなんかオレがいた10何年も前からレジ袋は有料だったし、ATMの取引明細の紙も有料だった。明細を「いらない」って選んだら無料だが、「いる」を選んだら口座から手数料が引き落とされる。
そしてアホみたいにレジ袋を使っていたタイまでもが今年1月から廃止(有料化とかではなく廃止)と、66歳男性だったら狂乱死しちゃうんじゃないか?心配になってしまうほど大胆な動き。
そもそもタイのスーパーってレジ袋2枚重ねで入れてくれるのが当たり前だったし、汁物をビニール袋に入れて持ち運ぶ習慣があるからビニール袋の消費量はけっこうなものだと思う。
ジュース屋さんでテイクアウトすると、ビニール袋に氷を入れてジュースをドボドボっと直に入れてストローで飲むというプラスチック製品だらけ状態。メリットは飲んでる途中でもちょっとした突起があればビニール袋の持ち手のところをひっかけられるところ。
日本食レストランから出前を取ったら、ビニール袋に入った味噌汁が付いてくる。冷たいジュースはまだいいが、熱い味噌汁をビニール袋に直で入れられると熱でプラスチックが微妙に溶けて有害物質が体内に取り込まれるんじゃないか?と心配しながら飲んだりして。
そんなタイでレジ袋を廃止とな!!
しかも民間主導で、タイ小売業協会に加盟しているセブンイレブンなどのコンビニや、スーパー、ドラッグストアなど2万4千店舗で一斉にレジ袋を廃止。
我が日本では有料化というだけで“激高して暴れて死ぬ”人がいるわけだからな、それが廃止となったら爆死するタイ人続出なんじゃないか?と思ったのだが…
レジ袋の代わりをどうするか?のアイデアを#งดใช้ถุงพลาสติก(ビニール袋を使うのをやめる)をつけてSNSにアップするが流行ってるらしい。
あまり面白くないけどな。
おまえのファッションセンスの方が面白いけどな。
あとは大体こんなのとか…
こんなのとか…ある中で、
一番ナチュラルだったのが、このおばちゃん。
いや、単純に…激高して暴れて死ぬくらいなら、これくらいの遊び心があるくらいは心に余裕があった方がいいんじゃないか?と。
そう思ったビニール袋のニュースでした。