アフリカのニュースを見ていたら、
『リベリア、デジタル時代に入る』
というニュースがありました。
リベリア共和国は少年兵を動員してドロドロの内戦をしていた、西アフリカによくあるパターンの国ですね。
今週の火曜日に、首都モンロビアにヨーロッパと繋がる海底ケーブルが開通。
「これにより、ついに我がリベリアもデジタル時代に突入し、ブロードバンド接続で世界と繋がることができた」そうです。
伝送容量は、1.92テラビット/秒。
「このことは一般のリベリア人にどんな利益があるのでしょうか?」とニュースは続きます。
「まず、我々がよく利用するインターネットカフェが快適になります。」
だって。
まぁ、そりゃそうだろうけどな。
どうせ今まで化石みたいな速度のダイアルアップで、ボツワナのマウンのネットカフェみたいに文字だけのメール1通を送るのに30分かかるほどクソみたいな環境だったことは容易に想像は出来ますから、それと比べたら革命的な快適さでしょう。
あとは、「リベリアの商品とサービスを世界市場へより多く提供できるようになる」らしい。
ってか、そもそもリベリアの商品って何すか?
少年兵かな?
このデジタル時代への突入により「新しい雇用も増大する可能性がある」そうです。
何か?と思ったら・・・
「コールセンターとか」
だって。
リベリアにコールセンターか・・・リベリア英語って、英語を母国語とする人ですらほぼ理解不能と言われてるのにか?
ま、最近は日本の会社でもコールセンターを中国の大連とかタイとかに持っていったりしてるし、ドイツの会社がコールセンターを南アフリカ(特にケープタウン)に持っていったりと、やろうと思えば何でも出来るんでしょうけど。
アメリカの会社もインドにコールセンターを作ったりしてるみたいね。
でも・・・リベリアにコールセンターは厳しいだろうな。