最近、ちょっと落ち着いていた感のあるDRCですが・・・
また面倒くさい感じになってきているようです。
DRCって、デラックス・ロマンス・カーの略じゃねーよ。
コンゴ・ブラザヴィルじゃなくて、コンゴ・キンシャサと呼ばれるコンゴ民主共和国の方。
エベンガというコンゴ人のお友達がおりまして、彼は首都キンシャサ出身なんですが、東コンゴのことを聞いても「遠いからよく分からない」とか、「民族が違うから言葉が全然通じない」とか同じ国なのか?!ってくらいでかいわけです。
そんな東コンゴで・・・
『3月23日運動』(通称:M23)
とかいう、変な名前の反政府武装勢力と政府軍との間で戦闘が激化している模様。
M23を率いている男は・・・
ターミネーター
こと、ボスコー・ンタガンダ将軍。
通称ターミネーターは元『人民防衛国民会議(CNDP)』の司令官でしたが、先月にCNDPのメンバーを含む新しい軍事組織『3月23日運動(M23)』を結成した模様です。
名前は3月23日なのに、結成は4月って・・・
こんな疑問を口に出したらターミネーターにミンチ肉にされちゃうかもしれないので、黙っておきます。
4月29日にM23が攻撃を開始し、反撃した政府軍との間で戦闘が続いているようです。
コンゴ政府軍は、先週土曜日にM23の本拠地を空爆し、昨日5月17日には戦車砲を含む重火器でM23の陣地に激しい攻撃をくわえました。
M23のスポークスマンによれば、数人の負傷者は出たが敗走はしていないと主張してます。
ターミネーターは政府軍との戦闘のために、この4月に12才~20才までの少なくとも149人の少年兵を動員したとされています。
ターミネーターはCNDPの司令官だった時にも少年兵を動員して、国際刑事裁判所から逮捕状が出されてるんですけどね・・・
ちなみに・・・M23と戦っているコンゴ政府軍もちゃんとした政府軍じゃないという。
東コンゴにウジャウジャいた反政府武装勢力と、コンゴ政府軍が協定を結んで・・・
合体したんです。
コンゴ政府軍も、ターミネーターに対して「数日の猶予を与えるから、戻ってこい」と呼びかけています。
もしターミネーターが戻ったら、ターミネーターは今度は政府軍の側になるという。
コンゴ軍、めちゃくちゃ。怖すぎるわ・・・
コンゴの話題だけだと、マイナー過ぎるので別な話題も少し。
南アフリカのオイテンハークで、男性が友人と口論の末に友人をナイフで突き刺そうとしましたが、間違って自分を刺してしまいました。
救急隊が到着する前に、男性は出血多量で死亡しました。
南アフリカのセンチュリオンで、5人組の強盗が民家に押し入りました。
強盗に気付いた父親は銃を手に取り寝室で息をひそめていると、ドアノブが回って誰かが入ってこようとしたため発砲。
ドアを開けてみると、自分の7才の娘が頭を撃たれていました。
娘は物音に怖くなって、両親の寝室に入ってこようとしていたと思われます。
娘は病院で死亡が確認されました。
なお、5人組の強盗は男性の妻のハンドバッグを奪って逃走中です。