スーダンと南スーダンの間に全面戦争がはじまりそうな気配。
やっぱり?
って感じですけど。
約40年にわたって内戦していた南北スーダンがそんな簡単に仲直りするとはねぇ・・・
知り合いが独立直後の南スーダンに行っていますが ⇒『独立である!!』
もうしばらくしたら、また行けなくるような気配がプンプンします。
さて、今日の日記は『内戦をしていない国の中で世界最悪の治安』と言われる南アフリカのニュース。
ちなみに、コロンビアも統計上は南アフリカと同程度の治安の悪さですが、統計上のトリックがあるので単純に比較できないようです。
コロンビアの場合は殺人と殺人未遂を併せて『殺人』のカテゴリーで統計を取っていますが、南アフリカの『殺人』カテゴリーには殺人未遂は含まれていません。
最近の南アフリカのニュースは・・・
4月25日にクワズールー・ナタール警察が発表したところによると、
8才の少女がサトウキビ畑で噛みつかれながらレイプされ、目をえぐり取られました。
少女は自力で這って家に戻り、祖母により病院に搬送されました。
この事件で15才の少年が逮捕され、まもなく法廷に現れる予定です。
4月23日の報道によると、ヨハネスブルグのソウェトで精神障害のある17才の少年が女2人にレイプされました。
被害者の少年の家から通りを3本離れたところに住む26才の女性が、彼を自分の家に連れ込み、裸になって「赤ちゃんを作ろう」と言ってレイプしました。
その後、17才の妹も少年をレイプし「もし警察に通報したら、合意の上だったと主張する」と述べたそうです。
少年は自宅に戻り、おばあちゃんに報告したことで事件が発覚しました。
おばあちゃんはこの2人の姉妹に対して怒っているそうです。
15才の少年を家族の目の前で射殺した警察官に対して、裁判所は保釈を認めませんでした。
事件の概要は・・・少年同士のケンカがあり、相手の少年の両親が15才の少年が銃を持っていたと警察に通報しました。
R5自動小銃で武装した警察官が15才の少年の家を家宅捜索しましたが、銃は見付かりませんでした。
しかし、警察官は少年を家の外に連れ出し、少年の祖母の目の前で庭にうつ伏せにさせた状態で3回撃ち、射殺しました。
少年の住んでいたコミュニティーの住民たちは警察官の命を狙っており、裁判所も「保釈をされることによって、地元住民から警察官を守ることが出来ない」との判断で、保釈を却下しました。
先週17日にヨハネスブルグで起こった輪姦事件で、警察長官が被害者宅を訪問しました。
事件は、17才の精神障害の少女を、13才から19才の少年7人がレイプし、携帯で動画撮影してネットに流出させ、それが拡散したものです。
この事件は全国の怒りを買い、多くの団体が裁判所前でデモをしています。
デモ参加者は『モンスター』とか『ペ○スを切れ』などと書かれたプラカードを持って少年たちを糾弾しています。
一方、被告の少年の友人たちや家族は「あの“親切な”少年たちがそんな恐ろしいことをするわけがない」と信じていません。
少年たちは、“信心深く”、“親切で”、“勤勉”な子たちだと言っています。
被告の少年のおばあちゃんは、「彼は素敵な少年です。彼は悪くないし、こんなことをしたはずがありません。彼はまだ小さい子供です。」と少年を擁護しています。
この事件に対して、ガウテン安全委員会の女性委員は「男性は脳ミソを使って物事を考えるようにしましょう。股間で考えないようにしましょう」と述べました。
医学研究審議会のレイチェル教授は、クワズールー・ナタール州、東ケープ州、ガウテン州を対象にした最新の研究によれば、男性の10人に1人が集団強姦に参加した経験があるとの結果がでたことを明らかにしました。
教授によれば、「南アフリカでは集団強姦が大人としての通過儀式として、または娯楽として若い男性たちによって行われています。自分が女性を征服してコントロールすることでホンモノの男であることを立証するための通過儀式としての精神状態に彼らがいる」のだとか。
この1週間の間に南アフリカ警察に通報されたレイプ事件は1000件に上っていますが、通報されるのは氷山の一角とみられています。
17才の精神障害の少女の輪姦事件は、南アフリカでは特に大きな話題になっていて、Twitter上でもこの事件のハッシュタグが付けられたツイートが沢山ありました。
「世界の終焉」
「南アフリカは世界のレイプ中心地。南アフリカでは17秒に1人レイプされている – インターポール」
「南アフリカが世界のレイプ中心地と呼ばれてる? 我々は変えなければ」
「時々、自分が南アフリカ人であることを本当に誇りに思わないといけないのか?と疑問に思う」
「CNNでも取り上げられてる。世界は我々のことをどう思うだろ?」