金星世界

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死んだのか?

と思われちゃうくらいご無沙汰してました。

さて、来年の1月に久しぶりに外国に行こうと思っておりまして、今回はそのことについて書こうと思います。

今年は2回ほどバンコクに行ってるんですが、オレにとってバンコクは外国じゃないので、『外国らしい外国』となると北朝鮮以来ですっげー久しぶりになります。

ただ・・・現時点でその国に最高レベルのテロ警戒態勢が発令されているっていうんで、行けるかどうか?はまだ流動的という。

2週間の予定で航空チケットも押さえてるのは・・・

エチオピア連邦民主共和国

でございます。

トルコ航空が一番安かったんだけど、往路32時間、復路35時間だったんで・・・

エミレーツ航空で往路18時間復路28時間にした。

乗り継ぎの違いで10時間も違うってなんだよ?! まぁ、トルコ航空よりは遥かにマシだけど。

目的はちょっとした秘境でして、ダナキル砂漠という砂漠。

文字通り『世界で最も暑く最も過酷な土地』に認定されている場所で、冬の気温は40度、夏の気温は60度という恐ろしい場所。

ここは地球上で最も年平均気温が高い土地でございます。

一番の特徴はその景色で、「Say goodbye to Earth and say hello to Venus」と言われるくらい地球離れした風景が広がる秘境なわけです。

岩塩と硫黄が混ざり合って、この世の終わりのような景色が広がるダナキル砂漠。

アッサル湖は、死海よりも塩分濃度が高い塩湖。

砂漠内には活火山がいくつもあり、エルタ・アレ火山には溶岩の湖も・・・

砂漠好きには是非とも訪れてみたい砂漠・・・それがダナキル砂漠。

こんな異世界みたいな景色なのにあまり有名じゃないのには理由が色々とありまして・・・

ダナキル砂漠はエチオピア軍とエリトリア軍が対峙する国境線の近くにあるという情勢が不安定な場所にあるということ。

30年にも及ぶエチオピアからの独立戦争を経て独立したエリトリアは、エチオピアとは犬猿の仲。

独立後も国境を巡る紛争でお互いの首都を爆撃し合うなど、最近は大規模な衝突はないものの、偶に単発な衝突は起きる両国。

もちろん国交はなく、国境はひとつも開いてない。

2007年、5人の外国人と13人のエチオピア人がダナキル砂漠で誘拐された事件では、エチオピア政府はエリトリアの仕業と非難したのに対して、エリトリア政府はエチオピアの反政府勢力の仕業と反論。

2008年、フランス人28人の誘拐未遂事件発生。

2012年、武装集団に襲撃されて5人の外国人が殺害、4人が誘拐された事件では、エチオピア政府は「エリトリアで軍事訓練を受けた勢力の仕業」と非難し、エリトリア政府は「全くのでたらめ」と反論。

気温だけじゃない、熱い土地なんです。

とまぁ、こんな感じの場所なのでダナキル砂漠に行くときはエチオピア軍の護衛を付けて行くというわけ。

軍事的な緊張が高まると立ち入り禁止区域になるんで、行くにもタイミングがある砂漠。

今、エチオピア国内で出ているテロ警戒態勢はソマリア絡みでエリトリアとは関係ないんだけど、どうなんでしょう?

予定通り行けるかどうか、日々エチオピア情勢の情報収集をしております。

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コメント

  1. amidamian より:

    アフリカの情報、ありがとうございます!更新、大変でしょうが月1でも構いませんのでお願いします。

  2. より:

    >amidamianさん
    コメントありがとうございます。
    頑張って書きますw