先日書いたジンバブエの「スパーム・ハーベスター事件」の件・・・
ちょっと色々調べてみました。
ジンバブエ大学が「HIV/AIDSが蔓延する時代における、首都ハラレで路上生活する若者の性的行動パターンのケーススタディ」という研究論文を2010年に発表しているらしく、PDFでアップされてないかなぁ?と検索してみたんですけど・・・見つからず!!
要約みたいなのは見つけたんですけど、それによるとジンバブエでは男性を襲って強制的に精子を採取する闇シンジケートが最近増加傾向にあるそうです。
やはり精子売買がビジネスとして成り立っているようで、呪術で使用する伝統薬を調合するために精子が売り買いされているみたいです。
じゃあ、彼氏から貰えばいいじゃん!!
みたいな話になっちゃうかと思うのですが、そこは強制的に搾取する意味がきちんとあるようで・・・
搾取された側の男性には悪いことが起こるとされており、そこは自分の関係者には悪いことが起こってほしくないという思いから、自分と全く関係ない人を襲って搾取することで悪運を被害者になすりつけて捨てるという行動になるみたいです。
それにしても、なぜ本番をしてまで搾取しないといけないのか? 手で・・・ではダメなのか?という疑問も生じるわけですが、
ジンバブエ大学で社会学の教授をしているルパランガンダ氏によると、そこは「大きな謎」みたいです。
伝統薬の調合とか、幸せを呼ぶ儀式に使用されるところまでは分かってるみたいですが、それ以外は謎とされています。
たぶん・・・搾取する過程も儀式に使用する材料としては大事なのかも。
いちおう、ジンバブエ国立伝統信仰治療協会では女性による男性レイプは「絶対反対」と表明していて、信仰治療と魔術とは別物で、女性レイプ犯たちは魔術系を信仰しているのではないか?としています。
ちなみに、前回写真を掲載した逮捕された女性3人組ですが、その後の裁判で証拠不十分で無罪になっているそうです。
この3人組の裁判の際は、男性数百人が裁判所を取り囲んでデモをしたらしい。
ジンバブエの新聞記事では「獲物を狙って徘徊する悪魔女に気を付けろ!!」などと、男性に注意を促していますが、女性レイプ犯を擁護する女性たちからは「呪術で使用するために強制的に乳を搾る、男性の母乳強盗だっているじゃないか!」という意見もあるようです。
無理やり乳を搾る母乳強盗か・・・
さすがジンバブエ。