ハラール旧市街を囲む城壁のすぐ外で、夜な夜なハイエナの餌付けが行われています。
この街にブチハイエナが住んでいるのは、記録によれば少なくとも500年前からだそうで。
餌付けをしているのは、小さい頃男の子ならサッカー選手と並んで誰もしが憧れた夢の職業ハイエナ・メン。
ハイエナ・メンは複数形であることからも分かる通り、複数人います。
夢の職業も後継者問題があるのか?減少傾向にあり、2002年からは2人しかいないそうです。
1人は旧市街のファラナ門を出て北に行った場所・・・
もう1人は旧市街のサンガ門を出て城壁沿いに東に行った場所にいます。
最初、ファラナ門の方に行ってみました。
ハラールに来る前に読んだBBCの記事には「ハイエナマンがハイエナを呼ぶと、数分もたたないうちに暗闇の中から光る眼が現れ、7、8頭のハイエナが姿を現した」って書いてたぜ。
ハイエナマンも一生懸命に口笛をピューピュー言わせてハイエナを呼びますが、数分たってもノーハイエナ。
そこで、場所を変えてサンガ門の方に行ってみました。
仕方がないから待ちましたよ、1時間ほど。
全然来ないんだもん。
もう諦めかけていたその時、つ、ついに!!
ハイエナ登場!!
いや、事前に↑こんな写真を見てたからさ、当然こんな光景を想像してたわけですよ、オレも。
それが・・・
1時間も待たせた挙句・・・
来たのはたったの1匹というね。
想像してたのと、全然違うっ!!
ハラールのハイエナ業界も過疎化が進んでるのか?
しかも、超ビクついたハイエナだから、全然近づいて来ないしっ!!
これはパッと飛びついた一瞬を切り取った写真であり、基本は全っ然近づいて来ないです。
真ん中の黄色いTシャツを着てるのが、サンガ門の方のハイエナマン。
ようやくやって来た1匹のハイエナを逃すまいと、合計6人の外国人旅行者が我先にと生肉を与えるから、すぐお腹いっぱいになってしまったのか?そのうち生肉に何の反応も示さなくなるハイエナ。
・・・なんか
・・・・・想像してたより楽しくない!!
もっとグイグイくるかと思ってたけど、グイグイしてたのは旅行者の方で、肝心のハイエナは終始ビクビクしておりました。
これくらい来いよ・・・
以前、四駆で南部アフリカを旅した時にカラハリ砂漠で数頭のハイエナにテントを囲まれたことがあったんです。
あれ以来どうもハイエナが苦手で、今回のハラールで克服したいと思っていたんだけど・・・
ハイエナって、こんなにビクついてるもん?
やはりハイエナも群れてないとイキがれないのでしょうか。
コメント
欧米のサイト見てると呆気にとられるくらい他国の情報いい加減なことありますけど…
TVでも日本のひと昔前からやってたような、未開の地に~みたいなコンテンツやりまくってるような…bbcでもそうですよねハイエナが完全にその手の観光客用なのかはわからないのですが。
エチオピアていうとオモ川あたりの部族がなんかその類のによく使われちゃって…日本の局もいまだにたまに行ってるようですけど。