小出しでいくつか。
オロミアのどこ?
エチオピアで武装集団による銃撃があり、日本人を含む5人が死亡というニュース。
日本の報道では「事件はエチオピアのオロミア州で起きた」とか言ってるけど…
オロミア州のどこだよっ?!
これがオロミア州の位置だが、ケニアとの国境沿いからソマリランド近くから南スーダンとの国境沿いと“オロミア州のどこか?”で全然違う。
エチオピアは民族ごとに州を設置したため、オロモ人の居住地域を州にしたら変な形に…
だから、正直「オロミア州」とだけ言われても何も分からないに等しい。
現地報道を見てみると、事件が起こったのはオロミア州の西ウォレガ地区ネジョだそうだ。
南スーダンとの国境に近い場所で昔からあまり治安がよろしいところではないが、見どころもないし旅行者には全く縁がない地域。
鉱山ビジネスに携わる3人のエチオピア人と2人の外国人(インド人と日本人)が乗った車が銃撃されて全員死亡とのこと。
武装集団の正体は不明で公式発表もないが、多分だけど…オロモ解放戦線。
昔からいる反政府勢力だけど、特にここ最近はあの辺りで軍や民間人を標的にした反政府ゲリラ活動をしていた。
悲しきかな、オロモ人はエチオピア最大の民族にもかかわらず常に被支配者の地位に甘んじている。オリンピックでエチオピアのマラソン選手が抗議のポーズを取ったりしたのも、オロモ人が国内で弾圧されていることへの抗議。
エチオピア最大の民族にして、オロミア州というエチオピア最大の州があるのに、『解放戦線』とか言って解放闘争をしているというね…
ちなみにエチオピア的にはこのニュースより、エチオピア航空墜落事故の方で騒いでる。
ベッドの下に…
ラオスとの国境近く、タイはルーイ県ムアンルーイ郡クットポーン町で起こった事件。
3月18日、夜勤明けで午前4時に帰宅したパパニンさん(24才女性)。
一人暮らしの自宅に戻り、電気をポチッと点けると…ベッドの下に見知らぬ裸の男が自分をレイプする気満々で隠れているのを発見。
驚いて叫ぶと男は襲い掛かってきたものの、ひっかき攻撃で男を怯ませた隙に玄関から外に出て警察に通報。
現場には男の遺留品があり、警察はナイフ、女性を縛るためのロープ、服、赤いパンツ、靴、コンドーム、アンフェタミン3錠を押収。
服とパンツと靴を残して逃げたということは…全裸のまま逃走したと思われる。
っていうか、電気を点けたらベッドの下に見知らぬ奴が隠れてるとか…ホラーじゃん。
世界最安
エコノミスト・インテリジェンス・ユニットが『世界生活費ランキング2019』を発表した。
最安はカラカス(ベネズエラ)、2位はダマスカス(シリア)、3位はタシュケント(ウズベキスタン)、4位はアルマトイ(カザフスタン)、5位はバンガロール(インド)。
全部微妙!!
カラカスが生活費で世界最安って…そもそも生活物資があるの?
タシュケントもアルマトイも体感としては「物価が安い!」とは思わなかったけどな。
どこまで参考になるのか謎なランキング。
ヤフーヤフービジネス
国際ロマンス詐欺でだまされたか‥勤務先から1000万円着服で女を逮捕名古屋でヤフーヤフービジネスに引っかかった66才の女性が横領していたというニュース。
割合としてはヤフーボーイに引っ掛かる女性被害者が多いが、逆パターンもある。
男性はヤフーボーイで、女性はオロシェガールと母国では呼ばれているが…
今後はオロシェガールに引っ掛かる(もしくは女性を装ったヤフーボーイに騙される)男性被害者も増えてくると予想。
最近は日本でこの手のニュースをチラホラと目にするようになったな。一周回って英語圏以外の人たちをターゲットにし出したのかも。