京浜東北線で行く中国

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この前、池袋に行った友達とは全然関係のない友達と飲みに行ったら…

まさかの『国内なのに中国旅行』再び!!

前回も今回もオレが場所を決めたわけではない。

え?日本って中国ブームなの、今?

と思ったら、どうやら全然違うらしい。

偶々オレだけが連続してるって話らしい。

集合場所はなぜか埼玉県川口市。

オレのように行動範囲が狭い男は「埼玉県に行く」というただそれだけでドキドキである。

しかも、幹事が川口市在住とかならまだ話は分かるが、参加者全員が東京からわざわざ行くというからもはや意味不明だ。

普段なら「行くの面倒くさいから行かねー!」と断るところだが、年末というフワついた雰囲気に流され「行く~ぅ」と軽く参加を表明してしまった。

実際に行ってみると、山手線の田端から約15分と意外と近い。

京浜東北線で行く日本の中国は西川口にあった。

電車内でググった情報によると、日本で3番目に外国人居住率が高い自治体…それが埼玉県川口市らしい。

「西川口にはエッチなお店が集まってる一角もあったよ」という女友達からのタレこみ情報でググってみたところ、いきなり検索結果に表示される「ドスケベワールド」とか「ド淫乱ンド」とかクセのあるネーミングのお店たち…

どういうネーミングセンスだよ!と思ってみると、その名も「ド淫乱グループ」というグループ系列店であった。

グループってことは、やっぱ総裁とかいるのかな?

どこからどう見ても堅気じゃない、いかちーお兄さんに「おい、ゴラぁ! オレはド淫乱グループの総裁だぞっ!」とか啖呵を切られたら、どんな顔したらいいんだろね?

「え?何グループ?」とか絶対聞き返しちゃダメだよね…心のざわつきとは別に、神妙な面持ちでうつむくしかないよね。

そういえば…全然関係の話をするけど、この前タイに行った時に友達と待ち合わせをしていた日本食屋の目の前にこんなお店があった。

どういう店だよっ!!と思って…

客は金を払ってるのに舐めさせられるんかっ?!と思って…

いや、本当は知らないですよ。知らないけど、店の名前からそう受け取ってしまってもおかしくはないだろ。

と、どうでもいい情報を得たところで西川口駅に到着。

うむ…チラホラと外国人をみかけるのは、さすが日本で3番目に外国人居住率が高い自治体だけある。

だが、日本で1番外国人居住率が高いのは新宿区らしく…わざわざ西川口まで行かなくても新宿で良くね?新宿の方が多いし!という心の葛藤はある。

西口の駅前はこんな感じで、右に進むとド淫乱グループたちがあるようだが、オレは方向が逆なので左を進む。

心なしか中国語の看板が多いような気もする。

心なしかすれ違う人たちも中国語を話している率が多いような気がする。

“ぽい”生鮮食品店もあるから、きっと多いのだろう。

駅から徒歩10分ほどのところにある『勝記熟食坊』が集合場所である。

もはや何と読めばいい店なのかも分からん!!

一応、店の外に「東北八大怪」という怖そうな看板が立っていて料理の説明も日本語で書かれている。

書かれているが、店員は誰も日本語を話さない

もう日本では日本語が通じないのだ。

ここの売りは、テーブルに大きな鉄鍋が埋め込まれていること。

え?意味あんの?

正直、そう思いました。

厨房でやればよくね?って。

やっぱエンターテインメントってやつなんですかね?

鉄鍋のせいでテーブル上の皿を置くためのスペースが足りなくなっていようが、蒸気がブワーッと眼前を覆い尽くそうが、ゴォーッという高火力の音に向かいの友達の言ったことを「え?」と聞き返す羽目になろうが、目の前で調理されるワクワク感っつうの?

いや、美味しかったですよ。

それにむちゃくちゃ安かった。紹興酒のボトルを2本空けたりしたのに1人3,500円。

往復の交通費を考えたら新宿でも良くね?説もあるが…

一番の売りはテーブルの鉄鍋だから、あくまでも。

私はテーブルに鉄鍋が埋め込まれてないと興奮しない!そんな方にはおススメです。

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