419なメル友【1】

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こんばんわ。

最近、外国の“友達”とメールでやりとりをしています。

最初に彼の方から連絡をしてきたのですが、2回目に送られてきたメールからいきなり「Dear friend」になっていたので、知らない間に“友達”になっていたみたいです。

そんなワタクシのメル友は、トーゴ人でございます。

西アフリカにある国で、いまいちパッとしない国ですね。

419詐欺

そして、何を隠そうワタクシのメル友は419詐欺団でございます。

419でググっても国鉄419系の電車しかヒットしないので、きちんと詐欺というワードも加えないと出てきませんので注意しましょう。

元々はナイジェリア発祥の詐欺なんだけど、今はトーゴやコンゴ民主共和国が新たな419詐欺の聖地みたいですよぉ。

どんな手法の詐欺なのか?

実際に試してみたので、ご報告したいと思います。

ファーストコンタクト

最初のメールが届いたのは10月8日。

私はエリック・モーガンと申しまして、トーゴでビジネスをしていたオレグ氏の顧問弁護士です。
残念なことに、オレグ氏と彼の家族全員は2003年12月25日に飛行機事故により亡くなられました。
私はオレグ氏の顧問弁護士として彼と家族の埋葬の手配をし、それ以降オレグ氏と血縁関係にある方を探してきましたが結果的に失敗に終わってきました。
そこで今回、あなたの苗字が偶然にも故人の苗字と合致するのであなたに連絡させていただきました。
おそらくあなたは生物学上はオレグ氏とは何の関係もないとは思いますが、(*苗字が同じということは)銀行にオレグ氏の遺産の相続権を主張する好機です。銀行は私に対して、死後12年を経過しても相続者が現れない場合はオレグ氏の預金1050万ドル(*約10億5千万円)は未請求相続財産として没収すると通達してきました。
もしよろしければ、あなたの名前を使ってオレグ氏の遺産を銀行口座から引き出す手助けをして下さい。

すごくないですか?!

苗字が同じだから、トーゴ人の金持ちの遺産の相続権を日本人であるオレが主張してくれ!という意味不明の論理。

こんな重要な内容なのにYahooメールで送って来てる時点で十分怪しいのですが、送信元のIPアドレスを辿って行ったら確かにトーゴの首都ロメから送信されているメールでした。

しっかしこんなベタな詐欺に引っ掛かる奴がいるんかいな?!と思ったワタクシは、毅然と返信を送ってやりましたよっ!!

1050万ドルに興味津々ですっ!!
是非お手伝いをさせて頂きたいので、どうしたらいいか教えて下さい!!

ってね。

「Dear friend」から始まる2回目のメールが来たのは10月11日でした。

どうやら、いきなり友達になれたみたいです。

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