Go To Travelキャンペーン

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いやぁ、残念っ!!

新型コロナウイルス禍で2020年大会が延期になってしまった世界的なスポーツの祭典。

日本国民も楽しみにしていたのに、来年の開催か…

Официальный промо-ролик Всемирных Игр Кочевников 2016

ワールド・ノマド・ゲームス

「ノマドな生き方」がどうこう言ってるくせに、ノマドのノマドによるノマドのためのワールド・ノマド・ゲームス(世界遊牧民競技大会)を知らなかったら、そいつは“えせノマド”だ。

今年、初めて開催国がキルギス以外になってトルコの古都ブルサで開催予定だったのに。

競技にはクラッシュ(ウズベク相撲)、クロシュ(キルギス相撲)、クレシュ(カザフ相撲)、ゴレシュ(トルクメ相撲)、ギュレシ(トルコ相撲)と「それぞれ何が違うの?」と思わずにはいられないテュルク系ノマドたちの相撲に混じって、我が日本のСумо(スモー)まである。

残念ながらワールド・ノマド・ゲームスは来年に延期になってしまったが…

なにやらGo To Travel キャンペーンなるものが話題になっているので、ぷらっと海外に行ってみようかな?と。

だけど、今ってそもそも海外に行けるの?という素朴な疑問が。

そこで、国別の空路入国制限マップで確認してみた。

Coronavirus (COVID-19) Travel restrictions by country

ほとんどの国は赤で鎖国状態、もしくは準鎖国状態にあるようだが、緑の『入国制限なし』の国もチラホラある。

地域別でみると、中米とアフリカに“自由に行ける”国が多いようだ。

日本から最寄りの自由に入国できる国は…なぜか全土に退避勧告が出ている皆さん憧れのアフガニスタン!!

バンディ・アミール湖とか見所はあるんだけどな。

Afghanistan's Grand Canyon

ビザ(9600円)を取らないといけないし、場合によっては申請時に大使館員との面談があるというのが面倒くさそうだが…

そもそも飛行機って飛んでるの?という素朴な疑問が。

調べてみたところ、東京⇒ソウル⇒ドバイ⇒ニューデリー⇒カブールというトリッキーなルートで行こうと思えば行けるっぽい。

便数が少ないせいで接続が悪過ぎて片道45時間かかるけど。ちなみに45時間のうち27時間は乗り継ぎ。

しかもお値段16万円!!

アフガニスタンもいいけど、久しぶりにザンビアやタンザニアに行ってもいいな。

今はアフリカで新型コロナウイルスが猛威を振るっているんじゃないの?と心配な方は安心して欲しい。

タンザニアの“最新の”公式報告(4月29日)では、感染者509人、死者21人だ。

3カ月前のデータが最新である。

マグフリ大統領は「神への祈りでコロナウイルスを打ち負かすことが出来る」と述べて、国民に教会やモスクへ行って祈るように繰り返してきた。

4月29日以降、タンザニア政府はコロナに関するデータを(WHOに対しても)公表していない。

5月には検査を担っていたタンザニア国立保健衛生研究所の所長を更迭。

その後、マグフリ大統領は「コロナは神のお力で消え去った」と終息宣言。根拠は「国民の祈り」が通じたから。

そんなわけでタンザニアは『コロナウイルスがない国』ということになっている。コロナウイルスがないのだから、当然のことながら何の対策も取っていない。

それなら行っても安心だねっ!!

調べてみたところ、東京⇒ドーハ⇒キリマンジャロ⇒ダルエスサラームという謎ルートで片道41時間。アフガニスタンに行くより早い!

お値段は往復16万円。

投げ銭Doneru

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