旅行中の食事
個人的に食全般に関してあまり興味がないのですが、けっこう興味がある人が多いようなので、旅行中の食事に関して。
一般平壌市民が出入り出来るようなレストランには行かないので、全て外国人旅行者専用レストランで食事をします。
上から、ホテルの朝食、宮廷料理、しゃぶしゃぶみたいなやつ、焼き肉で、他に平壌冷麺と、石焼ビビンパも食べたかな?
ま、別に北朝鮮までわざわざ行かなくても新大久保に行けば似たようなもの食えるでしょ? 東上野でもいいけど。
味は・・・あまり覚えていないところを見ると、美味しくも、不味くもない、普通だったんでしょう。
味よりも、ホテル以外のレストランが室内にも関わらずクソ寒くてイラッとしたことだけは記憶に残っています。
宮廷料理なんて、「冷蔵庫に入れておいたんですか?」ばりに冷たくて、美味しいのか?不味いのか?すらも分からなかった・・・
平壌冷麺も有名らしいですけど、言うほど大して・・・
ホテルの下のボーリング場で酔っ払って、小腹が空いてきたから出前で持ってきてもらって食ったんだけど・・・残した。
食事に関しては、こんな感じです。
万寿台大記念碑
4日目の一発目は、オレにとっては北朝鮮観光のハイライト!!
そもそも「これのために高い金を出して来た」と言っても過言ではないでしょう。
場所の名前とかどうでもいいですが、一応は書いておくと万寿台大記念碑です。
ガイドブックによると・・・「金日成主席によって導かれた朝鮮人民の不滅の革命闘争歴史を造形芸術的に集大成した大記念碑」。
よく分かりませんが・・・つまりは金日成の銅像があるんですっ!!
この30年そこそこの人生を振り返って、敢えて後悔することがあるとすれば・・・サダム・フセイン時代のイラクに行かなかったことでしょうか?
行こうと思えば行けないこともなかったイラクですが、2003年4月9日にフセイン像は引き倒され、もう生フセイン像を見れる機会は永遠についえてしまいました。
同じ過ちを繰り返さないように・・・今のうちに北朝鮮へ来てみたと。
その『オレが北朝鮮に来た目的』がついに目の前に。
じゃじゃーん!!
つ、ついに、オレの銅像コレクションに金日成像が仲間入りっ!!
スターリン像、レーニン像、毛沢東像、トルクメンバシュ像etc.に続いてのコレクション仲間入り、おめでとうございます。
しかも、太陽の位置も銅像撮影的にはベストで、ちょうど金日成が右手が指し示す方角に太陽があり、青空の映える写真を撮ることが出来ました。
人の写真は撮るが、自分の写真を撮られるのは嫌いなオレが、今回の北朝鮮旅行でたったの2ヶ所だけ記念撮影をした内の1ヶ所がここなのですが・・・金日成と同じ方向を向くと、すっげー逆光でまぶしくって、撮ってもらった5枚全てが目を閉じているという素敵な結果になりました。
高さは大体20mだそうですが、後ろに比較対象として建物があるせいで大きく見えます。
“大きく見える”ってか、実際に大きいんですけどね。
アシュガバードの中立門は75mありますが、その上でキラリと光る黄金のバシュ像に至っては12m程度。戦うとしたら、中立門の上からムーンサルトプレスを繰り出すしかなさそうです。
あっ、でもこの黄金バシュ像も撤去されちゃったらしいですね。
ただ、もし日本にレーニン像、スターリン像、毛沢東像、金日成像の共産主義四天王に、独裁者オブザーバーとしてトルクメンバシュ像がタッグを組んで攻めてきたら・・・と心配になるのはもっとなことです。
しかーし、そんな日本赤化を企てる悪の勢力から日本の平和を守るのはこいつらだっ!!
とりあえず、スターリン像が必殺技『粛清』を仕掛けようとしてきたらフルボッコ。
レーニン像も、毛沢東像も、金日成像も、写真を見ても分かる通り右ストレートを繰り出していますが、それを踏まえての鉄人28号の右カウンターパンチですからね!
肉弾戦を得意とする鉄人28号の100万馬力の怪力で一発KO。
ガンダムは、ビームライフルとシールドは装備していないようですから、やはり白兵戦狙いでしょうね。
ビームサーベルで、四天王を一刀両断。
それに、いざとなっても日本には最終兵器がいるから安心です。
像高100mを誇る牛久の大仏、金日成像の5倍!
・・・・・
えーっと・・・
こういうことを考えながら・・・
金日成像を眺めていました・・・
なお、上に挙げた全ての像コレクション写真の著作権は全て管理人に帰属しており、勝手に複製して『遊☆戯☆王』みたいに像カードをお互いに戦わせることは禁じられています。
そのようにして遊べる特権は管理人のみが有しており、一緒に遊びたかったら己で像の写真を撮ってこいやーーっ!!
ちなみに管理人は、なぜかウガンダのジンジャという町に建っている『インド独立の父ガンジー像』というレア・カードも所持しているから強いよ。
北朝鮮とぜんぜん関係がなくなってしまいましたが、まぁオレの北朝鮮に対する興味なんてこんなもんです。
「北朝鮮で700枚の写真を撮った」と書きましたが、その内40枚はこの銅像を撮っていました。