ヌアット・ナーカラー・クーンチー

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カンボジアに行ったら、何をするか?今から考えておこうと思い立った。

カンボジアと聞いてパッと頭に浮かぶのは、世界遺産アンコール遺跡群と、ツールスレーンとかキリングフィールドなどのポルポト時代の大虐殺関連ダークツーリズム。

アンコール遺跡はもう2回も見てるからな…あえてカンボジアに行ってアンコール遺跡に行かないという手もあるな。

ツールスレーンは行っているが、キリングフィールドは1度も行ったことがないから行っておいた方がいいか?

などと考える中、一応はキ○タマッサージ系ブロガーとして、カンボジアにも伝統のキ○タマッサージが存在するのか?調べておいた方がいいような気がした。

たしか最初期は旅ブロガーだったはずのオレだが、長い年月を経てなぜか本ブログの人気記事の1~3位は『きんた マッサージ戦記』シリーズが独占してしまい、もはやどんな記事を書いてもくつがえせないくらいの桁違いPVで不動の代表作になってしまった。

そう、オレはもはや『キ○タマッサージ系ブロガー』であり、このブログを読んでいるような人間なんてどうせ「エチオピアのティグレ州情報とかどうでもいいから、おまえはキ○タマだけ引っ張られていればいいんだ!」としか思っていない人たちなのである。

ただ…少し冷静にキ○タマッサージ系ブロガーとしての己の立ち位置を考えてみると、ある程度の年齢的な若さって必要な気が。

若いやつがキ○タマッサージをしても『ちんちんを使ったサスティナブルな遊び』的な、あくまでネタとして笑って読めるだろうが、オレももう『ただの勃起不全に悩むおっさん』と受け止められてもおかしくはない年頃である。

サスティナブルの使い方が合ってるか知らんが、あくまで“おとぎ話”としてのキ○タマッサージ体験談を提供したいのに、年齢のせいでガチ体験感が出てきてしまうんじゃ…と、立ち位置に不安を感じているとか感じていないとか。

そんなオレが気になったのは…

カンボジア伝統のクメールマッサージ

クメール王朝時代から続く「タイ古式マッサージの元になった」とカンボジア側が主張している古式マッサージである。本当にクメール式がタイ式の元になったかどうかは知らんが、第三者としてはあまりこういう起源説には首を突っ込まない方がよさそう。

ちなみに、マッサージを表すクメール語はម៉ាស្សា(マッサー)であり、どう考えても外来語、かつての植民地時代の関係でフランス語から借用したように思えるのはオレの気のせいか?

仮にクメールマッサージにもキン○マ系奥義があるとして…まずは固有名詞を調べ出したい。

タイ古式で言うところの『ジャップカサイ』とか『カルサイネイザン』とか固有名詞を見つけ出せれば話は早いが、そこに辿り着くまでが非常に難しい!

キン○マ系マッサージで調べようとすると、どうしても邪道なエロ系の圧倒的情報量に埋もれてしまい探し出すのが至難の業だ。想像以上にこの世は不純だ。

己の持てる力を全て出して調べてみたが…

見つけられた情報といえば、アフマド・ヌール・モハマド・ハイダールなるジジイ(2012年当時で70才だから、今は78才か?)が、首都プノンペンで生殖機能改善に特化したマッサージ&伝統医薬を調合しているという情報だけ。

名前からしてカンボジア人じゃねーし!と思ったら、マレーシア人らしい。

マレーシアということは…ウルッ・バティン(Urut Batin)系か? 訳すと「スピリチュアル・マッサージ」という名のマレー伝統キ○タマッサージの可能性はあるが、クメールマッサージとは全く関係なさそう。

それ以外では…全然見つけられん!!

ここまで調べてもないということは、クメールマッサージにはキン○マ系奥義は存在しないのか?

もしくはリアル秘奥義だからまだ知られておらずネットでは探せないとか…ポルポトの大虐殺のせいで伝承が途絶えてしまったとか…

代わりに…と言ってはなんだが、今まで聞いたこともない新たなやつを見つけてしまった!

ただし、残念なことにクメール式ではなくタイ古式である。

その名もヌアット・ナーカラー・クーンチー(นวดนาคราชคืนชีพ)、もしくは単純にヌアット・ナーカラー(นวดนาคราช)でもOK。

タイで言うナーカラーは元々がサンスクリット語から来ている単語で、日本で言うところのナーガラージャのこと。

ファイナルファンタジーのモンスター名でもあるが、そもそもはインド神話上のナーガ(蛇神)の王のことである。

jpatokal, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons

仏教にも取り込まれていて、ブッダの周りにいるのがナーガ。このナーガたちの王がナーガラージャで、タイ風に言えばナーカラー。

日本語はひとつも入っていないが、あえて日本向けにマッサージ名を表すならナーガラージャ・マッサージと言うべきか?

日本語でタイ風に「ヌアット・ナーカラー」、日本風に「ナーガラージャ・マッサージ」とググってみたが、関係する日本語サイトは1件もヒットしなかったので、たぶん日本初紹介のキ○タマッサージである!

名前の由来は…分からん。

「お前の股の間でフニャってるヘビの鎌首をもたげさせて王にしてやろうか!」的な話か?

下手したら信仰対象に対する冒涜として殺されそうな気もするが…あながち間違いとも言い切れなさそう。ヌアット・ナーカラー・クーンチー(นวดนาคราชคืนชีพ)を、ちゃんと日本語に直せば『復活(คืนชีพ)蛇神の王(นาคราช)マッサージ(นวด)』。

世の男性の9割くらいは女の前で「出でよ、我が蛇神の王よっ!」と叫びながらパンツをスポーンっと下ろした経験があるだろうから、その延長線上で考えればオレの予想も合ってそう。ちなみに、言われた方の女の8割くらいは「荒ぶる蛇神の王よ、鎮まれ!鎮まり給え!」と叫び返すようだ。

理由は分からないが、タイの東北地方イサーンにあるサコンナコーン県がナーガラージャ・マッサージに力を入れているみたい。

ナコーンサワン県は知っているがサコンナコーン県とか聞いたことねーし!!

バンコクの近場でやってねーの?と思って調べたら、ノンタブリー県バンヤイに店を発見。

バーン・ヌアット・ムム・サバーイという名前の店で、「エロい“スペシャルサービス”を期待するような奴は連絡してくるんじゃねぇ!」という断り書きがあることから邪道ではない安心の正統派のようだ。

料金は2時間2000バーツ(約6,600円)。

ジャップカサイが2時間2500バーツ(約8,300円)、カルサイネイザンが50分2500バーツ(約8,300円)だったことを考えると一番安いが…タイ古式マッサージとして考えるとべらぼうに高いっ!

さて、問題はどんなマッサージなのか?というところだが、チャンネル3の『สมาคมเมียจ๋า(奥さま会)』という番組でナーガラージャ・マッサージを紹介した時の動画を見つけた。

2’11″辺りからマッサージ師が登場。

สมาคมเมียจ๋า FULL การนวด นาคราชคืนชีพ 6 มิถุนายน 2557 HD

ボケ&ツッコミポイントでいちいちドラムでデケデン!とやる効果音がタイの定番。

動画内では女性にも効果があると言ってるが、足から頭までやるけど主に下腹部の腸の辺りにあるツボを押して生殖器への血流をどうこう的なマッサージっぽい。

目的がキ○タマ機能復活というだけであって、手段として直接的に引っ張られも、転がされもしない…キ○タマッサージ系ブロガー的には全くもって面白くないやつである。

別にやられる分にはいいけど、やられたところで面白い体験には一切ならなそう。

例えば…だが、

顔部分だけ穴が開いてるスパのベッドみたいに、股間部分にも穴が開いているベッドにうつ伏せで寝かせられて…

何種類も薬草を調合したと言う怪しげな色の液体にキ○タマ棒を釣り糸のように垂らして浸した後は、聞いたことも見たこともないような謎の魚たちにドクターフィッシュばりにキ○タマをついばませる…

奥義ヌアット・トック・プラー!(←ドラえもん風に)

とか存在するんだったら、むちゃくちゃ怖いけど面白そうではある。ちなみにトック・プラーとは「魚釣り」の意味で、魚釣りマッサージという今オレが考えた奥義。

それに比べると、ナーガラージャ・マッサージはかなり地味で“普通”のマッサージ。

まぁ、世界のキン○マ系奥義を制覇したいというコンプリート欲求がないとは言い切れないだけにキープはしておこう。

タイ古式はもういいとして、ホントにクメール式にはないのかな…

まだ時間は充分にあるので、もう少し調査を続けてみるか。

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コメント

  1. たか より:

    キ○タマッサージ系ブロガーですか。
    どちらかというと「キラーイ戦記」や「上野特選劇場」に代表されるホモブロガーだと思ってました。