他人の不健康話って死ぬほどつまらんと思っている。
本人にとっては一大事かもしれないが、他人からすればけっこうどうでもいい。
でも、記録のために書いておこう。
そういうパターンもあんの?!と思ったから。
華々しく痛風デビューを果たして早5日。
血液検査の結果が出て、オレの尿酸値は5.3mg/dLで正常値だった。
7.0mg/dLを超えると異常で、尿酸(プリン体のカス)が血液に溶け切らなくなって結晶になっちゃうらしい。
9.0mg/dLを超えると、痛風発症リスクが爆上がりだとか。
そして、オレは5.3mg/dLで痛風になった。
逆に言うと、5.3mg/dLだから痛風になった。
今回はそういう話。
遡ること2カ月前……
年に一度の定期健康診断を受けた。
それまでずっと正常値だった尿酸値が、今回初めて8.1mg/dLと異常値になっていた。
実際のところ、7.0以下は正常で8.1は異常とか言われても「1.1しかオーバーしてねーじゃん!」としか思えない。
でも医者にこう脅された。
そなの?と思って、言われるがまま尿酸値を下げる薬を処方されて飲んでいた。
“痛風にならないために”薬を飲み始めたら、1か月後に痛風になった。
薬を飲んでた意味なくね?!
逆らしい。
6月に8.1mg/dLもあった血中尿酸値が5.3mg/dLまで一気に下がった。
つまり、こういうことらしい。
「薬で血中の尿酸値が急激に下がり、関節内の尿酸結晶が溶け出すことで免疫が反応して起こる激痛です。治療開始時によく見られる初期フレアで、薬が効いている証拠です」
よかったぁ~!!とはならん。
痛風にならないために薬を飲んだら、薬の効果で痛風になるという大いなるパラドックス。
厳密に言えば、オレは尿酸値が高過ぎて痛風になった人ではなく、尿酸値を急に下げたせいで痛風になった人。
高くてもダメ、急に下げてもダメ……繊細なやつ過ぎてめんどくせー!!
ポイントは、尿酸値を『急に下げる』ってところみたいで、ゆっくり下がっていたらならなかったみたいだが、もう遅い。
オレから言える教訓は、尿酸値は少しずつゆっくり下げた方がいいよ!ってこと。
ただ、ゆっくり下がるか急に下がるかは体質によるだろうし(薬の量うんぬんは結果論)、ゆっくり下げてる間に普通に痛風になる場合もあるだろうから、もはや運ゲー。
しかし、自分で書いていて思うが痛風の話ってつまらんな。
ビルハルツ住血吸虫とかマンソン住血吸虫に体内に侵入された人の話はめちゃくちゃ聞いてみたいが、他人の痛風の話には興味がない。
ビクトリア湖にはマンソンが、マラウィ湖にはビルハルツが、って話は聞くが、実際に侵入された人に出会ったことがないしな。
アフリカの淡水に生息していて人間の皮膚を突き破って体内に侵入して血管に住みつく住血吸虫は「キャー」ってなるが、他人の足が痛くなる話は「へー」としかならん。


