当たりはずれ

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くそっ!!

宝くじ、ぜんぶ外れた!

5万分の1程度の確率なら当てられるが、

1,677万分の1になると当てられない。

平凡な当たり運。

気になっていたAndroidの緊急位置情報サービス(ELS)について、AIに聞いてみた。

ELSは、衝撃やGセンサーの変化を検知して自動的に緊急通報を行いますが、具体的な閾値(何G以上、など)は公開されていません。Googleは数値基準を公表していません。

仕組みとしては、スマートフォンの位置情報、モーションセンサー、周囲の音などの情報を利用して、重大な自動車事故が発生した可能性を検出するという複合判定です。単純な加速度の閾値超えだけでなく、その後の体の動き(モーションセンサー)や周囲の音なども組み合わせて「事故らしさ」を判断していると見られます。

ELSが作動したという事実自体は「軽微な衝撃ではなかった」ことを示す状況証拠として一定の説得力があります。ジェットコースターやスキー場で誤作動する例があるとはいえ、それは「強い加速度変化」が起きた場合に限られるため、平地での歩行者衝突でこれが作動したということは、相応の衝撃があったことを示唆します。

ただし数値的な閾値が非公開である以上、「これだけのGがかかった」という具体的な証拠としては使えません。

そう、実は“相応の衝撃”があったのだ。

事故から1週間も経過すると色々と問題が出てくる。

まず……

なぜか体のどこにも不具合が出てこないっ!!

あれ?おかしいな……

予定では肩や首あたりが痛くなって、サッカー選手のシミュレーションばりに大袈裟に痛がるつもりだったのに、どこもぜんぜん痛くならない。

検査のため病院に行ったら、レントゲンを撮られた。

残念なことにどこの骨も折れていなかった。

人体にあってもなくてもいいような骨とか折れてないかな?という淡い期待は簡単に打ち砕かれた。

逆に医者には首の骨の角度を褒められた。

最近はストレートネック(スマホ首)が多いらしいが、オレの首の骨は曲線の角度が「いい」らしい。

事故の衝撃で曲がったのかな?

とりあえず、常に自分の選択肢は多く持っておきたいので、“人身事故”にするための診断書は作ってもらった。

相手の対応によってどうするかの選択肢は多いに越したことがない。

そういえば、昔タイに住んでいた頃によく言われていたのが……

「もし車に轢かれたら這ってでも逃げろ。治療費より死亡保障の方が安いから、とどめを刺そうと二度轢きされるぞ」

という話。

当時一定のリアリティはあったんだけど、どこまで本当だったんだろ?と思って、AIに当時のタイの状況を調べてもらった。

2000年代当時のタイの強制保険(พ.ร.บ. คุ้มครองผู้ประสบภัยจากรถ พ.ศ.2535)の補償限度額は、おおむね以下の通りです。

無過失で即時支払われる分(ค่าเสียหายเบื้องต้น)

治療費:実費上限15,000バーツ(後に30,000バーツへ引き上げ)
死亡・後遺障害・四肢欠損:35,000バーツ(2003年4月以降契約の数値。それ以前はさらに低かったとみられます)

過失が確定した後に追加で支払われる分(ค่าสินไหมทดแทน)

治療費上限:80,000バーツ
死亡・完全後遺障害の合計上限:300,000バーツ(これが2020年4月に500,000バーツへ引き上げられるまで、2000年代を通じて適用されていた数字です)

つまり「死亡の補償が非常に安かった」というのは、無過失即時払いの部分(35,000バーツ)を指している可能性が高いです。これは交通事故直後に証拠も揃わない段階でとりあえず支払われる「見舞金」的な性質のもので、葬儀代にもギリギリという水準でした。
ただし正確を期すと、強制保険の最終的な死亡賠償上限(300,000バーツ)自体は、治療費上限(80,000バーツ)より高い数字でした。なので「轢き殺した方が安い」という都市伝説の根拠は、この強制保険の枠内だけでは説明しきれません。

今は円が全面安で1バーツ5円もするが、当時は半分の1バーツ2円台後半。

3円計算としても、死亡・後遺障害・四肢欠損で即時払いされるのは35,000バーツ(10万5千円)。ただ、最終的には上限30万バーツ(90万円)で、治療費の上限8万バーツ(24万円)より高いので「下手に病院送りにするより轢き殺した方が安い」というのは間違いだった。

そもそもタイに強制保険の制度があったことを知らなかったが、問題はその強制保険すら入っていない無保険車が多かったこと。

「無保険車」が強制保険にすら入っていなかった、という認識で合っています。法律上は加入必須で、未加入は罰金(当時も上限1万バーツ程度)の対象でしたが、実際には特にバイクや地方の車両で未加入率が高く、これが社会問題として認識されていました。その証拠に、強制保険にすら入っていない加害車両のケースに備えて「กองทุนทดแทนผู้ประสบภัย(被害者救済基金)」という別建ての制度がわざわざ用意されています。つまり「強制保険なのに無保険車がいる」状況は制度設計者も織り込み済みだった、ということです。

最低限のセーフティネットはあった

  • 加害車両が無保険(พ.ร.บ.未加入)でも、被害者救済基金(กองทุนทดแทนผู้ประสบภัย)から「ค่าเสียหายเบื้องต้น」(無過失即時払い分)は請求できました。死亡なら35,000バーツ、治療費なら実費上限15,000~30,000バーツ程度です。
  • この基金は後で無保険の所有者に対して求償(立替分の取り立て)を行う仕組みになっていましたが、これはあくまで基金側の話で、被害者の受取額には影響しません。

しかしそこから先が問題

  • 強制保険の「過失確定後の上乗せ分」(死亡なら最大300,000バーツ)は、本来は加害者側の保険会社が支払うものです。無保険であればその支払い主体自体が存在しないため、被害者は基金からの低い金額(数万バーツ)止まりで打ち切られます。
  • それを超える賠償(治療費全額、逸失利益、慰謝料など)を得るには、加害者本人を相手に民事訴訟を起こして個人請求するしかありません。理論上は権利として存在します。

なるほど、無保険車に轢かれた場合『被害者救済基金』から死亡時3万5千バーツ(10万5千円)、治療時3万バーツ(9万円)を上限に出るが、それ以上はない。

それ以上を民事訴訟で請求する場合、理論的には死亡より一生寝たきり状態になった場合の治療費の方が高くなる可能性もあるという話が“都市伝説”のベースにあるのかもな。

ただ、強制保険料すら払えない奴が賠償を払うわけもなく、死亡だろうが治療だろうが「払わない/払えない」という点においてはどっちでも同じこと。

二度轢きする必要がない。

急に思い出したが、当時日本大使館から送られてきた在タイ日本人向けの注意喚起のメルマガなんかでは「万が一人身事故を起こしてしまった場合、警察が到着するまでむやみに車外に出ないように」と言われていた。

こちらに明らかに過失があると周囲に認識された場合や、死傷者が出るような大きな事故だった場合、事故の生存者や近隣住民に袋叩きにされるから。

AIに具体的な事例を聞いてみたところ「激怒した周辺住民が現場で運転手を袋叩きにし、警察が急いで運転手を現場から保護」とか「事故を起こした運転手が住民に取り押さえられ袋叩きにされた」とか実際の事例をいくつか調べてきたので、これは事実。

だから人を轢いたトラックやロットゥー(乗り合いバス)の運ちゃんは車を捨てて走って逃走しがち。

救護義務のある日本で「人身事故を起こしちゃったけど車内に閉じこもった」ら、それはそれで問題になりそう。

救護義務で言えば……南アフリカで事故に遭って血だらけで「助けて!」ってなっても、目撃者や近隣住民が駆け寄って来て応急処置してくれる期待はしない方がいい。

救急車は呼んでくれるかもしれんが、自分たちで救護しようとせず、傍観しがち。

助けてくれない理由があって、彼らはHIVの二次感染を警戒して流血してる負傷者には“触れたがらない”。

負傷者がHIVに感染しているか、していないか、なんて第三者にはわからないからビビる。

ぜんぜん関係ない話をしてしまったが、今回の事故はもう終わりにするつもり。

当たり屋ならヨダレが出る失割合0:100の“純被害者”で、相手や保険会社との間に何の争点もないが、宝くじもはずれたし、色々とめんどくさくなってきちゃった。

ちゃんと病院に行って検査もしたし、近々示談して終わらせる。

けっこうな衝撃だったのに、なんのダメージもないことだけが謎だ。

投げ銭Doneru

書いた人に投げ銭する

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