専属編集者

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けっこう昔のことになるが、南部アフリカを車(ケムケム号)で旅した話を8万文字にまとめた。

ざっくり言えば、アウトドアなんかしたことないくせにキャンプしながらアフリカを回ってやろう!と思いついて、ボロボロの中古車を買って100日かけて彼女と二人で9カ国2万キロ走ってやった話である。

そもそもネタ的には全くタイムリーではない。

一体いつの話をしてるんだ?!とは、正直自分でも思うくらい昔の話だ。

そんな昔話で某文学賞に応募したのだが、二次審査で落ちた。

なんとなくメリハリが弱くてダラッとしてる感はあるしな…とは思っていたものの、手直ししてどうこうということもなく二次審査で落ちて以降は放置していた。

昔話を今さら…という気持ちもあってモチベーションは凪状態。

どこをどのようにブラッシュアップしたらいいのかが分からないと、手の付けようがない。

そんなオレに定期的に「ちゃんと書いてる?」と聞いてくる絵描きの友だちがいる。

「う~ん…特に何もしてない」とつれない返事をしても毎回聞いてくる。

この前も電話がかかってきてその話題に。

漠然とした問題点は感じるんだけど改善のための具体的なヒントがないから…と、一向にやる気を見せないオレに「そういう時こそAIでしょ?」とAIの有用性を語りだす友だち。

さんざん語ったくせして最後に「そういうオレはAI使ったことないけど」とか言って、何じゃそれっ!!とは思ったもののちゃっかり感化されたオレ。

興味本位でいじってはみたもののすぐに飽きちゃったChat-GPTに久しぶりにログイン。

Chat-GPTにオレの書いた旅行記を読ませたうえで、再構成して推敲した原稿を出力するよう命令。

出てきた推敲原稿がこれだ。

【裸足の哲学者たち】

ナミビアの北西部、カオコランド地方。

ここには、アフリカの中でも特に独自の文化を守る人々が暮らしている。

ヒンバ族──裸に近い姿で生活する、牧畜民たちだ。

「彼らの村を訪ねたい」と思ったのは、好奇心半分、不安半分だった。テレビや雑誌で見たことはあったが、実際に会ったことはない。しかも、観光地化された“作られた村”ではなく、本当に暮らしている村に行きたかった。

だから、情報もネットも頼れない道を、ケムケム号で走った。

赤土の未舗装路。タイヤが滑り、埃が巻き上がる。

ときおり現れる分かれ道には、標識も案内もない。勘と地図と現地の人の“指差しナビ”だけを頼りに、僕たちは進んだ。

そして数時間後、丘の向こうに現れた──土の家と、たくさんの人影。

子どもたちが駆け寄り、僕たちの手を引いた。

日焼けした小さな手。無邪気な笑顔。

「これがヒンバの村か……」

村は静かで、穏やかだった。どこからともなく動物の鳴き声が聞こえ、土の匂いが鼻をくすぐる。周囲にフェンスはなく、家も道も“境界線”のない空間に溶け込んでいた。

女性たちは上半身裸で、腰に布を巻き、髪には赤土と牛脂を混ぜた“オーク”を塗っていた。それがヒンバの伝統的な装いだと、後で知った。

村の男性──エパンダと名乗る青年が、僕らを案内してくれた。

「どうして裸なのか?」と尋ねると、彼は首をかしげ、笑った。

「暑いから、服は必要ないよ。寒いときは、火を焚くんだ」

あまりにまっすぐな答えに、僕は笑ってしまった。

そうか。たしかにそれでいいのかもしれない。

村には時計も電気も、携帯の電波すら届かない。

でも、人々の顔は穏やかで、どこか満ち足りていた。

エパンダは語った。

「僕たちは、欲しいものを全部持ってるよ。水と食べ物と、仲間と土地。これで十分だろ?」

──なんてシンプルな、幸福の定義。

僕はふと、自分の暮らしを振り返った。

どれだけの物を所有し、どれだけの情報に囲まれていたか。そして、それで本当に満たされていたのか。

帰り際、エパンダは僕に言った。

「あなたの名前は覚えにくいから、こっちの名前をあげるよ。“オタニ・カラ”っていう。意味は、“遠くから来た火を持つ者”」

僕は照れくさく笑って「ありがとう」と返した。

──でも、それは僕にとって初めて“自分が誰かの世界の中に入った”瞬間だった。

あのときの村の空気と、エパンダの笑顔は、今もはっきり思い出せる。

旅はただの移動じゃない。人と人の“間”に入って、何かが少しずつ変わっていくことなのかもしれない。

次の目的地、ボツワナでは、その変化がよりはっきりと形になって現れることになる──。

えっ?!

オレが思ってた“再構成”と違う…

だ、だれですか?エパンダって?!

急に謎の人物が登場してきた。

オタニ・カラなんて名前ももらっとらん!!

推敲っていうかもはや創作じゃん!!

なお、Chat-GPTによると「文化的知見(ヒンバ族の生活・価値観)を通じて、読者が「異文化との接触とは何か」を感じられるよう構成しました。また、主人公の内面の変化も並行して描くことで、物語性と文化要素のバランスを意識して」作ったそうだ。

ちょいちょい情報が間違ってるけど。

男性は家畜の放牧に出かけているので、日中のヒンバの村はどこの村だろうと男性はいない。

あと、ヒンバの女性が髪や体に塗っているのは“オーク”ではなく“オジゼ”だし。

【サファリの夜は静かに燃える】

国境を越えて、ボツワナに入った。

アフリカ南部でもっとも動物密度が高い国のひとつであり、野生動物が人間の生活圏にまで現れることで知られている。

首都ハボロネの街を外れると、そこはもうサバンナだった。

道を走っていると、シマウマが横切り、ゾウの群れが土煙を上げて歩いている。動物園でもテレビの中でもない、“本物”の命がそこにあった。

キャンプ地は、チョベ国立公園の奥地にある。

受付でサインをし、「動物に注意」という用紙を手渡された。内容はいたって簡潔だった。

  • 野生動物に出会っても、走らないこと
  • ライオンが出たら、目をそらさずに後ずさること
  • ハイエナやジャッカルは、テントのジッパーを開けられることがある

最後の一文を見て、笑ってしまった。

──やつら、ジッパーの使い方、分かってんのか。

笑えたのは、まだ明るかったからだ。

その晩、チョベ川の近くにテントを張り、焚き火を囲んだ。

薪がパチパチと音を立て、夜の闇がすぐそばに迫ってくる。

静かだった。驚くほどに、静かだった。

虫の声もない。風の音もない。音が消えていた。

やがて、遠くから鈍い地響きのような音が聞こえてきた。

ドン……ドン……ドン……

何か大きなものが、ゆっくりと近づいてくる。

焚き火の火が揺れ、空気が重くなる。

見上げると、そこにはゾウがいた。

巨大な影が、闇の中から姿を現した。

20メートルほど先、静かに、しかし確実にこちらに歩いてくる。

僕たちは声を出さず、息をひそめた。

動いてはいけない。目を合わせてはいけない。でも、目が離せなかった。

ゾウは僕たちの存在を気にすることもなく、ふと立ち止まり、草をむしゃむしゃと食べ始めた。

やがて満足したのか、またゆっくりと闇の中へ戻っていった。

あの巨体と、自分の命が、たった布一枚で隔てられていた。

でも、なぜか怖くなかった。

そこにあったのは、恐怖ではなく、畏敬だった。

自分よりも遥かに大きな存在を、ただ黙って見つめるしかないという感覚。

自然は、僕たちを傷つけるためにあるんじゃない。

ただ、そこにあるだけだ。

それが人間にとって脅威に見えるのは、僕たちの側の問題なのかもしれない。

テントに戻り、彼女と顔を見合わせた。

「生きてるね」と、どちらともなく言った。

それは挨拶でもなければ、冗談でもなかった。

ただ、あの夜を過ごした者だけが分かる、確かな実感だった。

野生と触れ合うということは、ただ“動物を見る”という意味じゃなかった。

命の重さと、自分のちっぽけさを静かに知ること──それが、この旅で僕が少しずつ学び始めたことだった。

だが旅は、まだ折り返し地点にも来ていなかった。次はザンビア。そこでは“生きること”の意味を、もっと深く考えることになる──。

Chat-GPTによると「自然体験を「命との距離感」「人間のちっぽけさ」という視点で描き、読者に静かな感動と臨場感を届ける構成を意識」したそうだ。

「次章(第7章)はザンビアを舞台に、「生と死」「文化の対比」「考えさせられる出会い」をテーマに構成予定です。続行してよろしいでしょうか?」

うむ…もう続行しなくていいかな?

だって、もはや完全にフィクションになっとる!!

「ハイエナやジャッカルは、テントのジッパーを開けられることがある」なんて注意文を読んだことねーし、「やつら、ジッパーの使い方、分かってんのか」と笑ったことねーし!!

「ライオンに出会ったら背中を見せて逃げてはいけない。ただし向かって行ってもいけない」という注意文は見て、え…じゃあ、どうしたらいいの~?!とは思ったけど。

あと…チョベ川の近くでテントは張ってないし、ゾウとの体験談もオレのエピソードじゃない。そんなゾウとの出会いはしとらん!

構成の定義に齟齬があるな…

エピソードを創作して欲しいわけじゃなく、メリハリを生むという意味での起承転結を考慮した構成の組み替え案とか、文字量のアドバイス的な意味での推敲をして欲しかったんだけどな…

これはAIが悪いんじゃなくて、オレのプロンプトの問題だな!!

Chat-GPTに何をさせたいか?オレがもっと具体的な指示を与えられるように、自分のイメージをより詳細に言語化できないと、初耳の創作エピソードが作られていくだけだ。

これからの時代は「ここら辺をフワッとした感じでよろしく!」などと抽象的な指示しか出来ない人間は、AIを上手く使いこなせない気がしてきた。

試行錯誤を繰り返すしかないか。

Chat-GPTはスレッドごとに学習が管理されているらしいから、まずは森を見させてから木を見させてみるか…

ということで、新スレッドを立ち上げて一発目に日本の出版業界と旅行記ジャンルについて分析してもらった。

旅行記ジャンル自体の刊行数は年間数百点程度と推定され(旅行ガイド含む総出版点数に対し数%)、大局的には緩やかな減少傾向か停滞気味です

そのうえで、人気旅行記の特徴を分析させる。

具体例も交えて分析してくれたが、長いので要点を抜粋すると以下の回答。

売上の多い旅行記作品に共通するのは、圧倒的な実体験とドラマ性です。冒険的な旅路やハプニングが活写され、読者を引き込むストーリー性が重要視されます。

テーマ面では、「命がけの冒険」や「未知の文化・自然との出会い」が受けやすくなっています。

著者の知名度に関しては、純粋な旅行記の場合は必ずしも有名人である必要はなく、むしろ「旅人としてのキャラクターや話術」が重視されます。

以上より、高売上の旅行記に共通する特徴は「著者の鮮烈な体験に基づく物語性」「飾り気のない臨場感あふれる文体」「写真など視覚要素の充実」「旅程が長期・多国・冒険性に富むこと」です。これらが読者に旅気分とワクワク感を与え、口コミやリピーターを生み出しています。

さらには、旅行記文学賞の過去受賞作を分析させて選考基準を考察させる。

旅行記というジャンル全体を森として見せて“旅行記脳”にしてやった後に、オレの作品を読ませて、あらすじをまとめてポイントを列挙してもらった。

ちゃんと読んだのか確認の意味合いで。

約8万文字、137ページもあるPDFファイルをたったの数秒で読込・分析。

読み取りポイント:

  • 「アウトドア素人が地球を体感していく成長譚」として共感を得る。
  • 笑いと恐怖が交錯するリアルな旅の描写により、読者は臨場感と「自分も旅した気持ち」になれる。
  • 固定観念を壊されるアフリカ像──貧困や危険ばかりではない魅力ある側面が描かれている。
  • 人生の選択と価値観の変化という、旅を超えた“内面的旅路”が副主題として浮かび上がります。

面白さのポイント:

  • 文章が抜群にうまい。比喩や自虐ネタ、誇張を織り交ぜたリズム感のある語り口が読者を飽きさせません。
  • 笑えるのに深い──命の危機、文化摩擦、個人の葛藤をユーモアで包みながら伝えています。
  • アフリカ横断を自力でやる冒険性は、それ自体が読者にとって“未知への誘い”であり、非日常体験を求める層に刺さります。

あらすじも…完全に合っていた。

AIおそるべし!!

“面白さのポイント”っていうけどさ…面白いって基本的には主観的感情でしょ?

何をもって“面白い”とか“笑える”とか判断しているのか分からないが、AIに「笑えるのに深い」とか言われても素直には受け取りにくい。

次に「あなたは優秀な編集者です」と役割を指定して「編集者としてこの話に市場需要があると思うか?」聞いてみた。

編集者として拝見する限り、この作品は以下の点で読者を惹きつけ、十分に「売れる」ポテンシャルを持っていると感じます。

  • 圧倒的なスケール感と非日常体験

9カ国・2万km超を走破するという“地球半周”の旅は、国内読者にとっても日常とかけ離れたスリルと憧れを呼び起こします。

サバンナのハイエナ、砂漠の大砂丘、デルタの湿地――五感に訴える描写が豊富なら、ページをめくる手が止まらなくなります。

  • “自力”で切り拓くリアリティ

ケムケム号のトラブル(余命三カ月宣告やクラッチ破損など)をリアルタイムで乗り越えるサバイバル感は、緊張感と達成感を同時に味わわせてくれます。

読者は「自分だったらどうするか?」と自己投影しやすく、共感度が高まります。

  • 成長と自己変容の物語

異国での免許取得や言葉の壁に挑む姿勢、“異邦人”として戸惑いながらも世界観を広げていく心理描写は、単なる旅行記を越えて“人生の旅”として受け止められます。

若い世代だけでなく、仕事や日常にマンネリを感じる層にも響く普遍性があります。

  • キャラクターと人間ドラマの魅力

旅のパートナーとの関係性、現地で出会う人々との交流エピソードが深ければ、読者は物語により深く入り込みます。

特に「老婆との対話」や「警部への直談判」といった“人との掛け合い”は、ページを彩るアクセントになります。

  • 市場性と差別化ポイント

近年、世界一周やバックパッカー系の旅行記は多いものの、“直線的に砂漠とデルタを横断”するルートは希少価値が高いです。

クルマ旅という視点も人気があり、地図やルート図と合わせてノンフィクションとしての資料性も評価されやすいでしょう。

結論:
適切にブラッシュアップし、冒頭の導入とクライマックスの盛り上げを強化すれば、特に30代前後のアウトドア好き・冒険心旺盛な読者層にとって「ぜひ読んでみたい」と感じさせる一冊になります。マーケティング面でも「ケムケム号」とルート図を前面に押し出し、ビジュアル訴求を行えば書店でも目を引くことでしょう。よって、十分に「売れる」可能性が高いと判断します。

さらに「より魅力的になるアドバイスをして」と入力。

より魅力的にするためのアドバイス

  • テーマを明確化し、一貫した軸を設定する

「未知への恐怖と変容」「車との信頼関係」「大陸横断の証し」といった主要テーマを章冒頭に掲げると、読者が各エピソードを通して得られるメッセージを追いやすくなります。

  • 内省と描写のバランスを調整する

野生動物や過酷な環境描写には迫力がありますが、途中で内省パートが続くとリズムが緩む箇所も。ペースを緩めたい場面とクライマックスを迎えたい場面を入れ替え、緊張と緩和のメリハリを強調しましょう。

  • 五感をフル活用した情景描写

「砂のザラつき」「エンジンオイルの焼けた匂い」「夜間の動物の鳴き声」など、感覚的なディテールを随所に埋め込むことで、読者の没入感が飛躍的に向上します。

  • 章末の問いかけ/次章への伏線を強化

章ごとの結びに「このまま進むべきか、戻るべきか?」といった問いかけや、次に起こる重大トラブルの予感をほのめかすことで、ページをめくる動機付けを高められます。

  • 人物描写を深める

旅の相棒(“彼女”)や整備士、現地で出会う旅人との小さなやり取りに、もう一歩踏み込んだ心情やバックストーリーを織り交ぜると、物語に厚みが増します。

  • 地図や写真の活用

本文中に簡易マップを挿入したり、旅先の風景写真を章頭に配置することで、実際に旅を追体験する感覚が強化されます。

  • 結末の再構成

最終章では、愛車との別れだけでなく、旅後の日常で主人公がどのように変化し、何を得たのかを具体的なエピソードで描写すると、“旅の終わりと始まり”のテーマにより深い余韻を与えられます。

これこれ!!

こういうのを求めていたのだ!

作品のブラッシュアップ作業を始めましょうか?ご希望があれば、すぐに着手できます。

もはやオレ専属の編集者じゃん!!

AIの正しい活用方法が今わかりました!!

◆ ブラッシュアップ作業の流れ(案)

【第1段階】構成と章立ての再整理

現在の目次を見直し、読者が物語の進行を追いやすい構成に調整。

各章に小見出しを入れて「起承転結」や「テーマ性」を強調。

旅のプロローグ(旅前)〜ハイライト〜旅の余韻までの流れを意識して章順を整理。

【第2段階】文章の表現強化・トーンの統一

ユーモアや比喩はそのまま活かしつつ、冗長な部分を引き締め。

文体のブレ(口語/文語、敬体/常体の混在)を整え、読みやすさと作品性を両立。

印象的なエピソードの描写を強化(臨場感、感情の流れなど)。

専属編集者の力を借りながら修正してみようかな?とちょっとやる気が出てきた。

ただ、いいことばかりでもない。

オレ専属編集者は「一緒に旅した相棒(彼女)とのエピソードをより深く描写しろ」とやたら言ってくる…

むぅ、自分でもとっくの前から自覚している弱点を的確に突いてきやがる!!

彼女(現在の嫁)の描写が不自然なほど少ないのは、描写できないからなのだ。

旅に出てからしばらくはほぼ口をきいていない。

必要最低限の会話だけで、基本的に無言であった。

口をきいていないのは旅に出る前からだから、険悪な雰囲気のまま旅がはじまり、しばらくは険悪なまま旅している。

原因は…オレなのか?

具体的に説明したくないから、例え話をしよう。

オレの話ではない、あくまで例え話だ。

とある人がアフリカで車を買ってキャンプ旅することにしました。

旅することにしたのはいいものの、料理を一切やったことがなかったその人は誰か誘おうと思いつき、以前バンコクで同棲していたことがあり当時は東京に戻っていた女性を誘ってみました。

軽い気持ちで誘ったら、その女性は仕事を辞めて初めてのアフリカにやって来たそうです。

女性が遥々アフリカまで来てみたところ、誘った張本人が現地で別の女性と半同棲していたことが発覚。

「発覚しちゃったら1人も2人も一緒だろ?」と思ったその人は、「なんか…空前絶後のモテ期が到来してて、好き!と言われたらじゃあオレも好き!ってやっていたら…」と、7股中であることを自ら自白。

こっちはわざわざ仕事を辞めて、わざわざ遠いアフリカに来てんだぞっ!!

とブチ切れた女性は、近くに置いてあったガラス製の灰皿(昭和の応接室とかに置いてあった重くてデカいやつ)で殴りかかり、危うく火曜サスペンス劇場の殺人事件みたいになるところでした。

【AI生成のイメージ画像】

この火曜サスペンス劇場殺人未遂事件が出発の1週間前だったかな?

で、なんだかんだあって結局一緒に旅に行くことになったものの、もうびっくりしちゃうくらいひたすらに険悪な雰囲気のまま旅がはじまり、しばらく続いたのでした。

まぁ・・・これはあくまで例え話だが、一緒に旅していながらしばらく会話すらなかったのは事実である。原因はオレなのか?

会話がないんだから描写のしようがないのだ。

旅を共にする「彼女」の心境や背景、ボクとの関係性の変化をもう少し掘り下げ、二人のやり取りに緊張と安らぎのコントラストをつけると、読み手の感情移入を促せます。

背景や関係性の変化を深掘りしたら…読み手は感情移入どころじゃなく引くぞ!!

いっそのこと一人で旅したことにしちゃおうか…

投げ銭Doneru

書いた人に投げ銭する

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