自称国家ソマリランド【6】見どころは何?

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ソマリランドの見どころ

ハルゲイサに大した見どころがないことが分かったところで・・・

ソマリランド全体で見どころは何かあるのか?

ガイドブックによれば、ソマリランドのハイライトは7つあるそうです。

  1. ハルゲイサの家畜市場
  2. ラースギールの古代壁画
  3. 魚とビーチがある港町ベルベラ
  4. のんびりした雰囲気の町ボラマ
  5. にぎやかな地方都市ブラオ
  6. バードウォッチングが出来るダーロの森
  7. ど田舎の漁村ゼイラ

やばい・・・

どれも全然興味ねぇー。

のんびりした町とか、にぎやかな町とか・・・

他の国じゃダメなんでしょうか?

もし、オレが呼び出されて仕分けされたとしましょう。


確実に返答に口ごもるでしょうな。

のんびりした町と、にぎやかな町を見るのにソマリランドに行かないといけない理由なんて何ひとつないから!!

もっとのんびりしていて、もっとにぎやかな町なんて世界にはいくらでもあります。

とは言っても、オレの場合はもうソマリランドに行っちゃったんです。

人生で二度と来ることがないような場所にせっかく来たんだから、多少はハイライトを巡った方がいいかな?と。

そこで、ラースギールの壁画を見つつ、港町ベルベラでご自慢のビーチを見てみることにしました。

SPUプロテクション

外国人旅行者がハルゲイサ市外を旅するときはSPUプロテクションを付けないといけない決まりになっています。

特別警護隊(SPU)の警護が必要って話のそもそものきっかけは・・・

「2003年にソマリアから越境してきたイスラーム過激派に、学校建設の援助活動中だった3人のイギリス人が殺害されたから」という理由。

まぁ・・・今2014年なんですけどね。

この10年で外国人が3人しか殺害されてなかったら、ある意味で日本より治安が良いんじゃねーのか?とすら思うわけですが、義務は義務。

ほぼ自動的にSPUプロテクションが付いてきます。

たぶん、公共交通機関での移動だったらSPUを付けなくても行けると思うのですが、ラースギールの壁画のように車をチャーターしないと行けない上に、政府の許可証が必要となると絶対に付いてきます。

ホントはSPU分の金もかかるし、要らなかったんだけど。

しかも、“特別”警護隊とかいうから・・・少なくともこれくらいのレベルを想像しておりました。

これは、イエメン北部のトライバルエリアに行った時に付いたイエメン軍の護衛なんだけど・・・

ソマリランドの護衛はたったのひとり!!

しかも、ちっちぇーおっさんで特別感ゼロなんですけどっ!!

なんか弱そうだし・・・

ハルゲイサから、ラースギールの壁画を見て、港町ベルベラに行って、ハルゲイサに戻ってくるのに・・・

車をチャーターし、ちっちぇーおっさんを雇い、政府の許可証を取る関係で、お値段は日帰りトリップにも関わらず100USドル超え!! はっきりした金額は忘れたけど、150ドルくらいだったかな?

実際に行ってみても改めて思うけど、物価&費用対効果で考えても高いっ!!

運よくハルゲイサでイタリア人旅行者2人を見付け、彼らを誘って4人でシェアしたので1人当たりにしたらまぁまぁだったけど、もし1人で旅していてシェア友を見付けられなかったら最悪です。

次回は、その日帰りトリップについて。

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