海外を旅する時に調理用器具の燃料をどうするか?

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バックパッカーなのか、自転車なのか、車なのかで、装備の大きさ・重さに制限が出てきちゃうわけですが、そんな制限を差し引いても

海外で使える装備か、否か

は、実際に使ってみないと分からなかったりします。

アフリカでキャンプ生活の時は、ランタンと調理用ストーブにホント苦労したんで・・・

南アフリカではどこでも売ってるのに、一歩南アフリカを出たら買ったバーナーに合うカートリッジがどこにも売ってなかったみたいな。

そうなっちゃうと、焚き火もしくは、熱処理しない料理になっちゃうわけです。

もちろん電気が一番いいんだけど、ウルトラ辺鄙なところに行くと電気が通っていないので手に入れるのが難しい。

アフリカは、部屋の電球用に電気がきてるけど、部屋にコンセントがないパターンが多いですね。

そういう場合、電球のために来ている電気を横取りするわけです。

アフリカでは、変な国に行けばけっこうどこでも売ってるアダプターがあります。南アフリカみたいな先進国になっちゃうと探すのは難しくなります。

↑本当は、白い部分に電球がはめられているので、電球だけ外して黒いアダプターを白い部分にはめ込みます。アダプターにはソケットとコンセントが付いているので、ソケットに電球をはめ、コンセントから電気を取ると。

このアダプター、むちゃくちゃ重宝するので変なところに行く旅行者は絶対に持っておいた方がいいアイテム

ちなみに、電気ヒーターのようにワット数の大きい機器を繋ぐと、オレのように付近一帯を停電にさせるほど脆弱な電気供給量なので注意しましょう。

ただ、この場合はアウトドアというよりインドアなので・・・

やっぱ、あの燦々と照りつける太陽のエネルギーを何とかしたいとは思うわけで、そうなるとソーラー発電になっちゃうわけですが、ソーラーパネルよりも・・・必要な電力量に対する蓄電池側の大きさとかを考えるともう少し技術の進歩を待ちたい気がする。

どうせ、どんどんソーラー発電技術は進化するだろうから、もう少し後でもいいかなと。

そうなるとガスかなと。

車の場合、ガスボンベを積めちゃうし。

問題が、ガスボンベはどこのものを買うか?

日本だと、富士工機とか神鋼機器とかのガスボンベを購入できるみたいで、5kgで1万円くらい。

もちろん、ボンベだけで中身はガス屋さんに行って充填しないといけないですけど。

ただ・・・国によってボンベ容器弁のネジ規格が異なるんですよねぇ~

絶対に変換コネクタはあると思うんだけど、日本⇒海外っていうのは難しそう。

そうなると、海外のもので、広く流通していて、なおかつ他の規格への変換コネクタの種類が豊富にあるものがベストだと思って調べてたら、やはり海外のサイトでも同じような質問が複数の掲示板に載っていて・・・それによると英Gaslowのガスボンベがベストだとか。

英Calorも大手で、Gaslowとどっちがいいか?みたいな話題が掲示板に出てたけど、圧倒的多数でGaslowに軍配が上がっていました。

もうひとつ仏Campingazのボンベもメジャーらしいけど、Gaslowの方が大陸で使う時は便利っぽい。Campingazは特に東欧で弱いとか。

ちなみに、上の写真は南アCADACのボンベ。調べたところによると、弁ネジはヨーロッパのものとは互換性がないらしいんだけど、変換コネクタくらいあるでしょ?

アメリカはアメリカでまた違うみたいだけど、変換コネクタを幾つか持っていれば(というか売られてさえいれば)世界中同じガスボンベでいけそう。

日本ではガスボンベって言えば自動的にプロパンガス用だけど、ヨーロッパのを見てたらプロパンガス用、ブタンガス用とか種類まで違ってて、ちょっと驚いた・・・

まぁ、ここら辺はヨットで世界一周した人の方が詳しいと思うので、今度聞いてみよっと。

ガスボンベがあれば、ガス炊飯器とか、ガスコンロとか使えるし、3-way冷蔵庫なら、ガスで冷やすことだって出来るから、メインの燃料としてはやはりベストかと。

サブとして考えるのが同じガスでもカセットボンベとか、ガスカートリッジ

ただ、金口の形状が同じボンベをどこでも手に入れられるわけじゃないのが難点ですよねぇー。

一応、プリムスとかEPIとかISO規格EN417になってて互換性がある口だったらいいんですけど、世界中全てがそうとは限らないですから。

オレも南アフリカでカートリッジ使用のバーナーを買って、それメインでいこうと思ったら、他の国では合うカートリッジが一切手に入らないでやんの!!

ただ・・・ちょっとお湯を沸かしてコーヒーを飲みたいとかでプロパンガスボンベを出動させるのも面倒くさい話で、やっぱカセット式とかカートリッジ式もあった方が便利ですよね。

そう思って、カセット式やカートリッジ式のを色々見てたらこんなのを見つけました。

カセットボンベを、プロパンガスボンベの代わりに使うアダプター。

↑これは4連式だけど、最高5連アダプターまでありました。

でも、どっちにしても日本のカセットガス仕様は海外じゃ手に入らないから、アダプターにつけるための変換コネクタが必要かも。

ガソリン灯油を燃料にするストーブも、燃料の入手し易さで言えば欲しい。

ホワイトガソリンみたいな、手に入り難そうなものを燃料にするのは敬遠しちゃうけど。

他にはアルコールバーナーとかどうなんだろ?

スウェーデンのTrangia製アルコ―ルバーナーは、フィンランド国防軍も採用してるみたいね。

既製品じゃなくても、空き缶を使ったアルミ缶アルコールストーブも自作で色々と作れるみたいで、今度試してみようかと。ウォッカを燃料にして使えるかも。

Zen Backpacking Stoveというサイトに作り方とか載ってた。

アルミ缶アルコールストーブは、ウルトラライト・バックパッカーが使用するらしいですな。

初めて聞いた、ウルトラライト・バックパッキングとか・・・

なんか、縦走するのに4~6カ月かかる総延長4000kmのアメリカのパシフィック・クレスト・トレイルを全装備4.1kgの荷物で縦走しちゃうような人たちのことらしい。

↑ビバーク中のウルトラライト・バックパッカー。

さらに全装備2.3kgくらいになると、スーパーウルトラライト・バックパッカーになるらしいw

ちなみに、オレはスーパーウルトラヘビー・バックパッカーでした。

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